Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

度胸星

昨年末に第2巻目まで読んだ『度胸星』の第3巻が出た。この巻も期待以上の展開。読ませるね〜。劇中出てくる謎の物体「テセラック」。「2001年・・・」のモノリスに位置するのか。ぜひ、実写版で観たいものだ。ハリウッドが『度胸星』の映画化権を買って、映…

世界の見方を変えてくれる50人の言葉

PLAYBOY (プレイボーイ) 日本版 2008年 02月号 [雑誌]出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/12/25メディア: 雑誌この商品を含むブログ (5件) を見る午前中、税務署へ行った帰りに本屋へ寄ったら、目に付いたのが上記タイトルの雑誌。「PLAYBOY日本版」2月号…

もしかして・・・、やっぱり・・・

屋根から落ちた雪で車庫から軽トラを出せないので、嫁さんと一緒に出かける。嫁さんは美容院、自分は各種、用事。それでも、時間が余ったので、昨日から読み始めた文庫本、読み終える。『妻という名の魔女たち』フリッツ・ライバー著。人気コメディドラマ『…

池澤夏樹おすすめの本・読了、その1

『2001年宇宙の旅』講義 (平凡社新書)作者: 巽孝之出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2001/05/01メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (17件) を見るSF映画とSF小説は好きなのだが、この本のように難しく書かれると「ただ、SFを楽しみたかっただ…

まんまと・・・はまる・・・

子供たち(上の3人娘)は、祖父母と温泉旅館へ一泊のお出かけ。残りは留守番だ。今日は曇り後、雨。これで雪も減るだろう。ゆっくりと読書することに・・・。 さて、先日、中古本で買った池澤夏樹の『風がページを・・・読書日記』。読み終えたのはいいのだ…

ブックガイドの必要性

いまやインターネットでほとんどの書籍情報が検索できて、AMAZON.COMなどでオンラインで注文し、だいたい2〜3日後には手元に届いてしまう。本当にすごい時代になったもんだ。 欲しい本の内容がある程度わかっていて、確実に買う場合はそんな風に通販でいいが…

暇つぶし本

今月に入ってから、ずっと行ってたバイトもどうやら今日で終われそう。「終われそう」と書いても、決して行きたくなかったのじゃないわけで、家族の幸福のためには本当に助かってはいる(笑)。例年、来てくれとあっちから言われているから行っているが(あ…

大切なことって・・・

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)作者: 佐野洋子出版社/メーカー: 講談社発売日: 1977/10/19メディア: 単行本購入: 36人 クリック: 545回この商品を含むブログ (358件) を見る嫁さんの実家にずっとおいてあった古い絵本がこの本でした。出版されたばか…

「たべる」2

旅行者の朝食 (文春文庫)作者: 米原万里出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/10/01メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 50回この商品を含むブログ (107件) を見る 米原さんの本は、自身の海外生活や通訳という仕事から得た圧倒的で具体的な体験談がとても…

たべる・でる

最近、気になっている「たべる」と「でる」。また、二冊読んだ。東方見便録―「もの出す人々」から見たアジア考現学 (文春文庫)作者: 斉藤政喜,内澤旬子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/04メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を…

さらにさらに図書館読書

日本人とオオカミ―世界でも特異なその関係と歴史作者: 栗栖健出版社/メーカー: 雄山閣発売日: 2004/02メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (5件) を見る「世界でも特異なその関係と歴史」と副題にあるとおり、ヨーロッパや中国の歴史の中で…

さらに図書館読書

便所のはなし (物語 ものの建築史) 人間が生きている限り「排便」という行為は忘れられるわけがない。どんなきれいな人だって誰だってすることなんだから。住まいにおいて、台所の次に必要であり、大事なのが「便所」といってもいいのではないかと思う。そん…

肥料運搬の帰りに

ウォーターハウス・ホーキンズの恐竜作者: バーバラケアリー,ブライアンセルズニック,Barbara Kerley,Brian Selznick,千葉茂樹出版社/メーカー: 光村教育図書発売日: 2003/02/01メディア: 大型本この商品を含むブログ (3件) を見る車で30分ほどの農業資材の…

奇想の20世紀 (NHKライブラリー)作者: 荒俣宏出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2004/01/18メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 9回この商品を含むブログ (9件) を見る 博識、荒俣宏の「かつての最新技術・最新風俗だったもの」解説本。19世紀から20…

「アガーフィアの森」読了

このところ「森」に興味がある。森といっても、そこいら辺の森ではない。シベリアの森、タイガだ。はじまりは、絵本「デルス・ウザラー」を読んでから(過去記事参照)。 ちょっと前だが、家族でモスバーガーへいった時に、待っている間、読売新聞を読んでい…

裏話本

宦官―側近政治の構造 (中公文庫BIBLIO)作者: 三田村泰助出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2003/03/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 30回この商品を含むブログ (15件) を見るラスト・エンペラーつながりで読む。中国の歴史を理解する上で欠かせない…

まとめ読み

・書店で購入コメを選んだ日本の歴史 (文春新書)作者: 原田信男出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/05メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (19件) を見るうちの経営はキュウリ栽培がなければ成り立たない。収入の8割をキュウリの市場出荷…

嘘つきアーニャの真っ赤な真実

米原万里のドキュメンタリー作品。大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)作者: 米原万里出版社/メーカー: 角川学芸出版発売日: 2004/06/25メディア: 文庫購入: 27人 クリック: 141回この商品を含むブログ (188件) を見…

ロシアが舞台の絵本2冊

「人にはどれだけの土地がいるか」(フォレストブックス) トルストイ原作のショートストーリー。普通の農民だったパホームの成功と転落。 現在、日本全国の農村では、国の政策として「集落営農」が押し進められている。今、本当に日本の農業に必要なものは…

最後の皇帝

雨が降ると外の作業もままならない。嫁さんと末っ子の3人で買い物に行った。娘たちの上着やら冬の靴やら、いろいろ。長女は4年生だが、ブーツが欲しい言い出したらしい。女の子だね。車の中で子供が寝てしまったので、自分は車に残る。その間持ってきた本を…

「母なる自然のおっぱい」〜「マザー・ネイチャーズ」

池澤夏樹の『母なる自然のおっぱい (新潮文庫)』を読み終えた。自然と人間とのかかわりを中心に彼の独特な世界が語られる。彼の小説は読んだことはないが、自然について書いたものはとても好きだ。池澤夏樹を初めて知ったのは、ある雑誌に書かれた文章を読ん…

FLWのステンドグラス

フランク・ロイド・ライトは建築家であるだけでなく、彼の設計した建物には特徴的なデザインのインテリアが多い。その最たるものがステンドグラスだ。ライトが建築家として歩み始めたころ、ガラス工業の機械化が始まったという。彼は自分の建物にステンドグ…

せいめいのれきし

バージニア・リー・バートンといえば、『ちいさいおうち』(岩波書店)で有名な絵本作家。その彼女が書いた科学の絵本にであった。『せいめいのれきし―地球上にせいめいがうまれたときからいままでのおはなし (大型絵本)』(岩波書店)である。 『ちいさいお…

癒し本

12月にしては未曾有の大雪で年末まで除雪の毎日。明けて1月1日はは非常にいい天気。久々のゆったりした時間に読書することにした。選んだ本はこれ。 『いさましいちびのトースター (ハヤカワ文庫SF)』(トーマス・M・ディッシュ) 森の中の別荘に置き去…

恐竜大好き

うちの男の子、なーくんは恐竜が大好き。いつも、恐竜のフィギュアで遊んでいる。いわきの化石石炭館で買ったものなのだが、さすが博物館のおみやげ物だけあって、結構リアルなもの。子供だましじゃない飾っていても見栄えがする。あっ、実物を知らないんだ…

雨読 〜 ニューヨーク野菜配達物語

朝からずっと冷たい雨。昨晩もかなり降っていた。キュウリの選果、出荷作業をしたら、まだ強い雨が降っているので今日は「雨読」することにする。夢男の嫁さんは、リース作りの講師として近くのレストランに行った*1。 思いがけない雨読になって、レストラン…

ターシャの家

夢男の嫁さんが本を買ってきたというので見せてもらったら、『ターシャの家』という写真集だった。あのターシャ・デューダーの本である。 10月10日に衛星第2で再放送があるからと嫁さんに頼まれ、友人に録画をお願いした*1NHKの番組「喜びは創りだす…

病院で読んじゃ、まずい本

今朝、起きたら嫁さんの顔色が良くなかった。夜中から胃のあたりが重苦しかったらしく、それに加えて下痢をしているらしい。これはもしかして、今話題のあれかと思い、かかりつけのお医者さんへ行った。結果、やっぱりそのようだ。安静にして回復するのを待…

新明解国語辞典

朝日新聞日曜版「be」の連載「クリーンヒット」に三省堂の『新明解国語辞典』が紹介されていた。夢男は小学生の頃からの「小学館派」(見出しの書体と編者が金田一京助であることにこだわっていた)なので、この辞書が本屋には並んでいるのは、いつも見てい…

アーサー・ヘイリーのこと

『大空港』『ホテル』の作家のアーサー・ヘイリー氏が亡くなった(「作家アーサー・ヘイリー死去」アサヒ・コム,2004.11.26)。享年84歳。 新潮社から出ている彼の作品はほとんど読んだ。前出の作品の他、『最後の診断』『自動車』『マネーチェンジャーズ…