Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

FLWのステンドグラス

フランク・ロイド・ライトは建築家であるだけでなく、彼の設計した建物には特徴的なデザインのインテリアが多い。その最たるものがステンドグラスだ。ライトが建築家として歩み始めたころ、ガラス工業の機械化が始まったという。彼は自分の建物にステンドグラスを多用した。

と書いたが、本当は彼の建物を見ていないし、本を読んでしか知らない(笑)。ただ、好きで興味があるだけ。


夢男が最も好きなのはクーンリー・プレイハウスのステンドグラス。そのポップな色と形にすごく惹かれた。とても1912年のデザインとは思えない。ましてやこれが幼稚園の窓だという。楽しそうな雰囲気であることは容易に想像できる。あまりに気に入って、今年の年賀状はこのステンドグラス風なデザインにしてしまった。円の中に家族みんなの写真を配置したりして。
ガラスデザイン―ステンドグラス・窓


このステンドグラスの載っている本を探してたが、やっと見つかった。『フランク・ロイド・ライト・スタイル6〜ガラスデザイン』がそれだ。本が届いてびっくり。13×13cm、60ページほどのすごく小さい写真集だったのだ。1850円もする本だから普通のサイズかと思ってた。でも、その中の写真は非常にきれい。ライトの写真集は洋書が多いが、これはその翻訳本だ。解説が日本語なので背景などがよく理解できる。


彼のステンドグラスのデザインは自然をモチーフにしたものが多いという。木をイメージしたもの、麦をイメージしたものなど。新たに家を建てることがあったら、こんなステンドグラスを取りつけてみたいものだ。