Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

「僕のMac mini(early 2005)」をSSD化したこと

僕がキュウリの作業中にヘッドホンで聴く音楽はエアチェックしたラジオ番組だ。エアチェックなどしないで"らじるらじる"や"radiko"でアプリから直接聞けばいいのに今どきはそんなことをしてるのと思っているそこのあなた!それは正しい指摘だ。

いや、それはそうなんだが、経費的なこともあってスマホでラジオを聴くのはギガが無駄のような気がして、スマホで聴くことができるようになる前、いわゆるiPodで同期させて聴く的みたいな*1、ずっとそんな感じやってきたから苦にならないのだ。
途中、Raspberry Piがでストリーミング配信のラジオを聴いたり録音ができるようになって、音もクリアで重宝していたのだけれども、時々、配信先のAPIが変わったりして、アプリが更新できないとうまく録音ができていなかったりする。そのうち大人の事情なのかわからないが、アプリがサポートを止めてしまった。とても残念。これはどうにかしたいと思ってはいるのだが、なんともスキルが無いのが悔しい。

Raspberry Pi以前からのエアチェックマシン、最後のPowerPC搭載機種、つまりこの記事の標題の機種にRadio SHARK 2*2という機器を繋いでFMラジオのエアチェック用に維持していたのだけれども、知らないうちにPC本体の電源が入るが起動していないことに気付いたのがこの夏のこと。Raspberry Piはダメ、Mac mini(early 2005)はダメということでこの夏は作業中のラジオは聴けなかったのだ。

それなら本物のラジオで聴けばいいと思うでしょ?スマホの電話を受けなくてはならないし*3、そもそもエアチェックが目的だから、そう事は簡単ではない。他力本願のRaspberry Piでのストリーミング配信だけでは不安である。やっぱりノイズが入ろうがなんだろうが、ラジオをエアチェックするのがイチバンと痛感し、Mac mini(early 2005)+Radio SHARK 2で行くしかない、と復活を決意したのが稲刈り終わった後。そして、ついこの間からMac mini(early 2005)の修理にとりかかったのだ。

これはHDDとDVDドライブはすでに取ってある画像。スクレイパーを使って、こじ開ける。十何年かぶりにMac mini(early 2005)を開腹した。バラしのサイトを参考にしながら黙々と作業する。この頃のHDDは接続がIDEなので今普通に売っているSATASSDは刺さらない。そんなことはわかっているので、SSDともに変換のためのゲタをあらかじめ購入しておいたのだ。まあ、順調にサクサクと作業する。で、ゲタにSSDを装着する段になって問題発生。なんと、ゲタが干渉してSSDが刺さらないではないか!今さらお高いIDESSDなんて買いたくない。そんなの買ったら別なMac mini(early 2005)を買った方が安いではないか。治したいのだ。この「僕のMac mini(early 2005)」を…。

どうしようかとAmazonを探していたらゲタの基板の方向が垂直ではなく、水平方向にしたものが一つだけあった。これだ!今度は失敗は許されないから、本体内部とゲタを履かせたSSDの寸法を調べて、そのままSSDを取付けたのでは本体に収まらない事を確認する。SSDの樹脂の殻を割って中身だけ刺せば問題ない。ということで新たなゲタを発注。無事、HDDをSSDに入れ替えて終わり。

と思っていたら、内蔵DVDドライブが壊れているからインストールディスクから起動できない。ということはせっかく内蔵したSSDMac OS X Tigerがインストールできないという事だ。ググってみても内蔵DVDドライブ以外からのインストールはFirewire接続のDVDドライブからしかできない(と思う…)。今頃、Firewire接続のDVDドライブなんて世の中には残ってないと思う。あってもバカ高いか。そしたら別なMac mini(early 2005)を買った方が安いではないか。治したいのだ。この「Mac mini(early 2005)」を…(リプライズ)。万事休す…涙

…ふと、Mac mini(early 2005)に繋いでいたFirewire接続のHDDドライブをあらためて繋いでみた。電源ランプが付かなかったから死んでいたかと思っていたら、回ってる回ってる!生きているではないか!しかも、Tigerが入ってる!
そういえばと思いだした。トラブルあってもすぐ復旧できるようにとTigerを複数入れてた事を忘れてた。これを活かしてSSDに入れればいいのだ。昔取った杵柄、さっそく、起動ディスクを複製できるアプリCarbon Copy Clonerをダウンロードする。Tigerに対応しているのはv3.4.7らしい。これもサクサクッと作業して2時間ぐらいかかって複製完了。無事に「僕のMac mini(early 2005)」はエアチェックマシンとして復活しましたとさ。めでたしめでたし。

*1:実際はMacとWindowsPhoneで運用していたのだが…

*2:https://ascii.jp/elem/000/000/057/57684/

*3:ここでもFMラジオ内蔵のWindowsPhoneはよかった…

さようならPixel 4a、こんにちはPixel 7a


これまで、使ってたPixel 4aを7aに変えた。たしかPixel 4aはGoogleから直接SIMフリーの機種を買ったはずで、メールの控えを見てみると2020年の10月だった。そうだ、思い出したが、発売直後にすぐ注文したのだった。もう3年半になるようだ。
Pixel 4aはコンパクトでとても使いやすく、ずっと使っていたかったぐらいなのだが、すでにサポートは無くなってAndroid 13以降のシステムアップデートには対応しないし、5Gでもない。おまけにガラスは割れているし、ボディも複数個所割れている。軽トラのドアに挟んでしまい、画面の上3分の1ぐらいのところが線状に液晶の反応しないところもある。
妻も子供たちもiPhoneなのiPhoneにしとけばいいものを今回もあまのじゃくが発動してしまった。スマホにお金をつぎ込む気はさらさらないので、今回も使ってみて好感の持てたPixelにすることにしたのだ。

移行はiPhone同士ほどではないがPixelは簡単だった。それでも移行でハマったことがある。eSIMの回線切替とOneDriveだ。eSIMはなぜかMy auにログインできなくて電話手続で行ったこと。すべて自動応答だったから簡単だったけどね。もうひとつはOneDrive。 Windows Phoneを使っていた時から、当時のSkyDriveを写真のバックアップとして利用していたので、ずっと使い続けているのだけど、うっかり、データが移行済なのに新しいスマホのデータがOneDriveにバックアップされてしまったのだ。つまり画像ファイルが倍になったということだ。いやあ、これを直すのが大変だった。

ともあれ、今年はこの新しいスマホで生活していくのである。それにしても大きいし重いわ。Windows Phone IS12T、あれはよかったなあ…涙