Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

世界の見方を変えてくれる50人の言葉

午前中、税務署へ行った帰りに本屋へ寄ったら、目に付いたのが上記タイトルの雑誌。「PLAYBOY日本版」2月号の特集記事だ。ざっと見て、購入決定。この内容は完全に「保存版」だ。ロバート・レットフォードのインタビュー記事もかなり後押しになった。独身の頃ならともかく、最近、この手(どの手だ!)の雑誌を買ったことはなかったので、ちょっと新鮮(笑)。嫁さんと行ったので、ついでに彼女の買う本と一緒に払ってもらおうとしたら、「これ買うの?」と聞かれてしまった。別にそういうの(どういうの?)が目的じゃなく、焦る必要はないわけで、「いい記事が載ってるから」と一言。でも、「PLAYBOY」なのだから、ちゃんとそういったページもある。でもそれは、今回に関して、自分は全くのおまけ扱いの姿勢である(笑)。
その肝心の記事だが、なかなか、いいんだな、これが。取り上げられた50人は、そうそうたるメンバー。貴重な写真とともに「いい言葉」が紹介されている。チェ・ゲバラから始まり、アルベルト・アインシュタインまで、37ページのボリューム。下手な文庫本よりもよっぽど価値がある感じ。

その後のページに続く、ロバート・レッドフォードの7ページにわたるインタビュー記事もとてもいい。ロバート・レッドフォードといえば、俳優としての彼が有名だが、どちらかというと監督としての彼の作品が好きだ。「モンタナの風に吹かれて」「リバー・ランズ・スルー・イット」なんか、本当に心に残る作品だと思う。

「リバー・ランズ・スルー・イット」にはブラッド・ピットが出てる。この映画を観るまで、ブラビは大嫌いだった。というのは、それまで観た作品がよりによって「カリフォルニア」「テルマ&ルイーズ」「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア「セブン」などちょっと「狂気」混じりの役のものばかりだったからだ。ところがだ、「リバー・ランズ・・・」を観てからは、その印象は一新した。今でも、あの作品はブラビの最高の演技だと思っているぐらいいい感じ。資料によると、その演技で「レッドフォードの再来」と言われたようだ。ブラビの良さを引き出したのは、レッドフォードなのだろう。また、嫌いになるほど「狂気」を演じたブラビの演技力があってこそ、だろうとも思う。

とにかく、今回の「PLAYBOY」はお買い得です。ただし、取扱注意な雑誌なのは変わらないので、どうかご注意を・・・(笑)