Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

暇つぶし本

今月に入ってから、ずっと行ってたバイトもどうやら今日で終われそう。「終われそう」と書いても、決して行きたくなかったのじゃないわけで、家族の幸福のためには本当に助かってはいる(笑)。例年、来てくれとあっちから言われているから行っているが(ありがたいことです)、もうそろそろ、終わりにしてもいいかな、という感じでもある。後半は荷物が少なくなってきて、それを積み込む迎えのトラックが遅いこともあり、暇な時間を自分の車の中で読書してた。

今回のバイト中、待ち時間に読んだ本。以下に。


度胸星(1) (KCデラックス モーニング)

度胸星(1) (KCデラックス モーニング)

朝日新聞の書評欄から。版元をかえての再発売らしい。火星探査が進んだ昨今、まさにタイムリーな内容。SF好きな人にはたまらない内容。中途半端で連載終了だったようだ。それはともかく、残りの発売が楽しみ。



誰が本当の発明者か―発明をめぐる栄光と挫折の物語 (ブルーバックス)

誰が本当の発明者か―発明をめぐる栄光と挫折の物語 (ブルーバックス)

人間のやることは、やっぱり人間臭さプンプン。伝記や技術史の見方が変わりそうです。


[rakuten:book:10818417:detail]
これも人間臭さあふれまくり。海を中心とした歴史の捉え方がかなり面白く読めた。ただし、あちらこちらに出てくる下ネタは少々げんなり。確かに人間の営みなのでそういう面もあると思うが、もうちょっとオブラートに包んでほしい気が。せっかくの内容なのに・・・。


ワンダフル・ライフ―バージェス頁岩と生物進化の物語 (ハヤカワ文庫NF)

ワンダフル・ライフ―バージェス頁岩と生物進化の物語 (ハヤカワ文庫NF)

だいぶ前に買って、途中でほったらかし。肥やしになってたのだが、秋に家族で国立科学博物館へ行き、バージェス頁岩の生物化石を実際に見たことで興味再燃。かなり面白く読めた。やはり、百聞は一見にしかず、ということか。


ふるさとの生活 (講談社学術文庫)

ふるさとの生活 (講談社学術文庫)

ひょんなことから最近興味をもっている宮本常一先生の農村の生活本。内容は昔の農村のことだし、本が書かれたのも何十年も前のことなのに、いまなお、この若造である夢男が理解できるぐらい現代の農村に通用する内容だということに驚愕。インターネットで繋がり、携帯の電波が山奥まで飛び交う現代農村なのに。農村は昔から何も変わっていないのだった。やっぱりな。なんとなく、そんな気がしてたんだ。