Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

新明解国語辞典

 朝日新聞日曜版「be」の連載「クリーンヒット」に三省堂の『新明解国語辞典』が紹介されていた。夢男は小学生の頃からの「小学館派」(見出しの書体と編者が金田一京助であることにこだわっていた)なので、この辞書が本屋には並んでいるのは、いつも見ていたが手に取ったことはなかったのである。でも、この辞書こそが売上第一位なのだ。記事によると、この辞書には熱狂的ファンがいるようだ。それほど、内容が独創的で面白いらしい。

 最近は「本の形の辞書」を引いて言葉を調べることがだいぶ少なくなった。ウェブや辞書ソフトで調べることがほとんどだからだ。でも、辞書にはなんとも言えない魅力がある。なんていったらいいんだろう、重厚さというか、年輪というか。ページを開いたときに探している言葉以外の内容が目に入ってくるのは、紙の辞書ならではだ。

 この記事を読んで、この「新解さん」が欲しくなってしまった。とりあえず、とにかく活用するという意味で、PCソフト版を買うことにする。いざ、探してみると、選択肢はあまりなく、

1.DTONIC版(三省堂

2.システムソフト版(ロゴヴィスタ

3.ブックシェルフ版(マイクロソフト

4.ロボワード版

の4種類。書籍は第六版だが、ソフトはいずれも第五版だ。biglobeのSoftplazaでロゴヴィスタのダウンロード版を2,700円で販売*1していたので購入。パッケージ版よりかなりお得だ。試しに「百姓」を引いてみた。他に持っている『広辞苑第二版』『新選国語辞典』『新辞林』のどれよりも気が利いて、こなれた記述だった。百姓の夢男としては、うれしい限りだ。この辞書、結構、いける!うわさどおりだ!

*1:1月15日現在、販売終了したようだ