Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

さらに図書館読書

便所のはなし (物語 ものの建築史)
人間が生きている限り「排便」という行為は忘れられるわけがない。どんなきれいな人だって誰だってすることなんだから。住まいにおいて、台所の次に必要であり、大事なのが「便所」といってもいいのではないかと思う。そんな日本の「トイレ」の歴史本。

うちの地域は、ど田舎の割に意外と農村の集落排水整備(おそらく、農水省関連事業か)が進んでいて、20年ほど前に下水管が入り、それと期同じくして水洗式になった。それまではいわゆる「ボットン式」。都会で育った嫁さんを家族に紹介するため、結婚前、家に連れてきたが、嫁に来ると決意した理由の一つに「トイレが水洗だった」というのもあるらしい。プロポーズの成否を決定するのが「トイレ」であっても、おかしくないぐらい大事なのである。


知る人ぞ知る「恐竜」の専門家、ヒサクニヒコの恐竜解説本。恐竜の化石の本というと堅苦しい場合が多いのだが、何十年もアフリカのサバンナで動物たちを観察してきたという彼の恐竜感からなる解説は、私たち一般人にはすごくわかりやすい。恐竜たちがどうやって暮らしてきたのか、とか、同じ恐竜なのに呼び方が違うのはなぜ、など、とにかく、単純に恐竜を知りたいという人は、この本がとてもわかりやすいと思う。