Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

アンジェラ・アキ漬

昨日、彼女のニューアルバム「ANSWER」が届いてから、部屋でも車の中でも「アンジェラ・アキ」漬、状態。どっぷりと漬かってしまった。
たまに無性にボーカルものを聴きたくなることがあるのだな、うちは。何年か前は平原綾香。その前はノラ・ジョーンズ。ヒットチャート急上昇のアルバムを買うのはそんな時。
昨晩のNHK番組「SONGS」はアンジェラ・アキだった。全国の「手紙〜拝啓 十五の君へ〜」を歌う中学生を訪ねたドキュメンタリー映像。幼い時の思い出。アメリカでの生活のこと。自分で語る言葉から、意外に多くの人生経験を積んでいることを知る。だから、その経験もあってあの詩と曲が生まれるのだね。
今回買った「ANSWER」は初回生産限定版。おまけのDVDがとてもうれしい。TVでも放送していた卒業バージョンの「手紙〜拝啓 十五の君へ〜」。みんなの歌バージョン。ミュージックビデオバージョン。それのカラオケ版。かなりお得です。
大昔の話だが、岡村孝子の「After Tone」とか、松任谷由美の「Delight Slight Light KISS」など、これまでの人生の節目で買ってしまった「血迷って選択してしまったボーカルアルバム」とは、今回の購入は基本的に違う。なぜなら、何も人生に迷いはないから(どんな迷いだ!)。
子供が女の子だと大きくなるにつれ、父親とは興味の対象がずれていくわけだが、こうした音楽や映画や本などを通じて、ちょっとでも客観的に人生を話せたらいい。DVDのカラオケ版「手紙〜拝啓 十五の君へ〜」を見ながら歌っている娘たちを見て、そんな風に思った。