Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

フィルム撮影の失敗

昨年末に撮影済みフィルムを2本、デポに現像に出した。どちらもKODAK Retina lllcで撮ったものだったが、バタバタしていてようやく昨日受け取った。見てびっくらこいた。まず、FUJI ACROS 100の方。見てのとおりなんにも写ってない。撮影してからフィルムを…

2019年に観た映画たち

あけましておめでとうございます。 どのくらい更新できるのか分かりませんが、2020年もときどき覗いてやってくださいね。ということで、キーボードのTRON配列にも慣れてきたことだし、初っぱなは2019年に観た映画から。さっそく書いてみよう! 「デンジャラ…

大スクリーンで『ウエスト・サイド物語』 見た

『ウエスト・サイド物語』 午前十時の映画祭10にて、☆5紹介する必要がないほど有名で素晴らしいミュージカル映画。この映画を知らない人はまず見ろ!話はそれからだ。10年前から全国いくつかの映画館で「午前十時の映画祭」という昔の名画をスクリーンで上映…

『アメリカン・ラプソディ』

DVD、☆4スカーレット・ヨハンソン主演、エヴァ・ガルドス監督の実体験*1を基に作られた映画。冷戦当時のハンガリー、アメリカに亡命途中の一家。一人の赤ん坊(ヨハンソン)がハンガリーに取り残される。アメリカに住む実の家族との再会。少女の成長と苦悩を描…

『道』

BSプレミアム、☆4.5珠玉の名作で有名なフェデリコ・フェリーニ監督の作品。オールタイムベストテンの常連だけど、最近フランス映画とか昔の映画をいろいろ見てて、その流れでようやく見る。フェリーニ監督の作品は『サテリコン』『甘い生活』、そしてこの『…

久しぶりにPCまわりのことなど

ここんところ、暖かい日が続いてとても冬とは思えない。おかげで今シーズンはキュウリの片付け仕事がはかどった。片付け仕事が順調ということは、農閑期の余暇時間が増えるから雪の少ないのは確実に善だ。何せキュウリ屋はシーズン中は休めないブラック農家…

鶴岡に行ったこと

昨年12月に新庄市から最上川沿いに車を走らせる機会があった。その日はとても天気がよく、みぞれまじりだった一年前の道中に比べると天国のようなドライブだった。 30分ほど走らせると戸沢村から庄内町に抜ける辺りに対岸に白糸の滝が見えてくる。白糸の滝は…

フィルムへの情熱にジーンときた…『LIFE!/ライフ』

Apple TV(2回目) , ☆5(前回は4だった…。上がった理由は以下に) 雪が少なくてとてもいい。でも、今年は家には受験生も何人かいるので、そう楽ちんだとばかりも言ってられない。さらに事務仕事もしなくちゃならないわけで…。しか〜し、それはそうであって…

人は全てを繰り返すのだと再確認…「愛と哀しみのボレロ」

BSプレミアム(2回目、初見は35年前)、☆5 昨日、テレビの録画リストを開いたら、この映画を録画してたことを思い出した。再生してみたら、ヤバいと思い慌ててテレビのスイッチを切った。音楽が聞こえてきただけで泣きたくなる映画だからだ。自分的にヤバい映…

ハードディスク周りのトラブルを越えて

発端は、昨年12月に娘の課題のためのキュウリ画像を探してたところから始まる。<その1> メインで使っているMac mini (2011 Mid)の写真アプリ*1に撮ったデジカメ画像はとり込みを一元化してるのだけど、キュウリの画像を探しててあることに気付いた。2年前…

縄文の女神(TMAX100その3)

高速道路からこの像がとても気になっていた 娘の住むところから自動車専用道路での帰り道、公園の真ん中にぽつんと黄金色の物体がずっと気になっていた。後で調べてみるとそこは平成8年に縄文時代の土偶が出土した場所らしい。 その土偶は「縄文の女神」の女…

お気に入りの場所(TMAX100その2)

いつも静かで雰囲気のよい洋館 山形市の文翔館はお気に入りの場所。大正5年に県庁舎及び県会議事堂として建てられた英国近世復興様式のレンガ造りの建物だそうだ。山形市内は自分的にはあまり観光的には見どころがないと思うのだけど、ここは他所に劣らない…

YASHICA ELECTRO 35 の補修

さて、補修開始。電池の液漏れから。電池蓋に緑青が出てたけど、食酢にしばらく浸けてたらボロボロと自然に剥がれ落ちた。端子のサビは紙やすりで磨く。内部は見たかきりでは液漏れの影響はないようだ。とは言っても電池を入れてみないとちゃんと動くか、使…

YASHICA ELECTRO 35 がキター!

YASHICA ELECTRO 35 「軍艦部の質感とランプの昭和感に惚れた!」 ヤフオクで落としたオールドフィルムカメラ YASHICA ELECTRO 35 が到着。前回はプラスチッキーなRICOH A-1だったから、その反動での選択かも。よく調べもせずに手に入れたのだが、実は1966年…

夏の神社と一杯のコーヒー(TMAX100 その1)

Minolta Hi-Matic 7sに入っていたKodakのTMAX100をようやく現像に出すことができた。冬に始めたオールドカメラでのフィルム撮影も案の定というか、意気込みとは裏腹に全くできなかった。デジタルだろうがスマホだろうが、夏は生きてるだけで精一杯(大げさww…

おじさんって、本当にイヤだね…

ヘッドライト BSプレミアム(2回目)、☆5(やっぱ、☆4.5かな。哀しいから)ジャン・ギャバン演じるしがない長距離トラック運転手とドライブインのウエートレス、フランソワーズ・アルヌールの悲恋映画。この映画を初めて見たのは確か中学生の時。当時はNHKの…

雪解け始める

日中の気温も上がり始め、雨風の日も多くなり、あれだけ降った雪もみるみるうちに減ってきた。もう雪は大丈夫だろう。やっぱり3月なんだね。おととい税務署へ送った封筒で今期の申告に関わる作業はおしまい。年々、申告に向けての作業中に思いもよらぬ仕事が…

アポロ月着陸船を作る

長男が昨年秋に修学旅行で行った国立科学博物館のアポロ月着陸船のメタルキットを作り始めた。メタルプレート二枚だけだからこんなの簡単だと始めたら、その手強さに閉口。何せ細かいのだ。最初は個々の部品だから地味に作るだけなのだが、それを組み合わせ…

ここんとこ、のこと

今シーズンの申告もようやく終わって一息ついたとこ。そんな昨日、熊野神社にコーヒー飲みに行った。人がいっぱい、女の子がいっぱい。パワースポットで有名なのだ。 申告のこと 昨年末から作業は例年よりも先行していたのに、連日の大雪で作業時間の貯金も…

フィルム写真の喜び

先日ようやく数十年ぶりにフィルムカメラで撮影した写真が出来上がってきた。その最初の1枚がこれ。カメラは例のminolta Hi-matic 7s。フィルムはFuji Color 100。プログラムEE。パレットプラザで現像、CD書込してもらったもの。カラーフィルムなのに、いや…

『オデッセイ・ファイル』に見えたもの

アーサー・C・クラークの『オデッセイ・ファイル』読了。副題に「パソコン通信のすすめ」とあったのがとても懐かしく、とても興味を惹いた。この本は二つの面から読むことができる。一つはSF作家アーサー・C・クラークと映画監督ピーター・ハイアムズとの映…

新年あけましておめでとうございます。

今年もおヒマな時に覗いていただけたら幸いです。さて、年末にかけての悪天候も落ち着き、穏やかな新年となりました。年末を振り返ると、大晦日は一応、朝から大掃除。とは言っても外は雪がいっぱいなので、窓掃除はそうそうに終えて家の中の掃除へ。ここの…

「エイリアン:コヴェナント」への失望

リドリー・スコット監督の「エイリアン」は本当に衝撃的な映画だった。SF映画はいろんなタイプがあるけど、「エイリアン」系の近未来でリアルっぽい宇宙ものは大好物。ノストロモ号は貨物宇宙船だからどこかの入植惑星へ荷物を運んでいるわけで、貨物船だか…

グーニーズのこと

映画をいっぱい観ることができてとてもうれしい今シーズンの農閑期。一方で、ブログに感想を書く前に次の映画を見てしまい、あとで観た方の映画のことを書きたくなってしまう今日この頃。そんな一本を紹介。みなさん、お元気ですか?みんなが知ってる定番の…

minolta HI-MATIC 7sとMR-9互換電池が到着する

Zカメラからオールドフィルムカメラが到着した。minolta HI-MATIC 7sである。祖父のkonica auto S2 ELと同じ1966年製のカメラ。大きさも重さもほぼ同じ。レンズも共に45mm/F1.8。前者がマニュアル、プログラムEEなのに対して、後者はマニュアル、シャッター…

白の中での雑感

先週、3日間ほど雪が降り続いて、ビニールハウスの除雪を毎日やったあとは天気も落ち着いて一安心。ホウレンソウの収穫は遅れてて生育待ち。3回目以降の播種がちょっと遅かったのかも。これは作業と天気の問題だから仕方がなかったことなんだけど。今シーズ…

konica auto S2 ELをクリーニングする

Z先生からクローム部の汚れは、歯磨き粉を水で溶いたものをティッシュに含ませて拭くと効果的だと聞いたのでさっそくやってみた。 なるほど、とてもきれいになった。若干、汚れは残っているけど、まだ慣れていないので深追いはしないこととする。祖父が大切…

オールドフィルムカメラのこと

僕はカメラマニアかというとそうではない。普通に写るカメラがあればそれでいいのだけど、すごくフィルムカメラが欲しくなってしまった。今、手元には撮影可能なフィルムカメラはない。もう完全にデジカメに移行してしまってる。いや、ほぼスマホに移行して…

「夜のスクリーンミュージック」は映画音楽の魔術師なのだ!

「夜のスクリーンミュージック」は1980〜83年までの土曜の夜、10時20分から11時までNHK FMで放送されていた映画音楽番組なのです。DJは関光夫氏。彼の『夜のスクリーンミュージック!』と番組タイトルが読み上げられるとヘンリー・マンシーニの「The Greates…

深町眞理子さんの書斎と親指シフト入力のこと

たまたま光文社のサイトを見たら、連載「"不実な美女"たち──女性翻訳家の人生をたずねて」http://www.kotensinyaku.jp/archives/2015/10/006537.html という特集記事を見つけた。深町眞理子さんはとても好きな翻訳家で、偶然にも僕はその翻訳を昔から読んで…