ヤフオクで落としたオールドフィルムカメラ YASHICA ELECTRO 35 が到着。前回はプラスチッキーなRICOH A-1だったから、その反動での選択かも。よく調べもせずに手に入れたのだが、実は1966年の発売当時は「ロウソク一本でも写ります」などと宣伝されてかなり売れたモデルらしい。そういうことは後からわかったことで、単に第一印象で選んだのだが、実際に物としての魅力はかなりある。
筐体やレンズはかなり綺麗。シャッターは切れる。とはいえ、問題はいっぱい。ダイヤルやヘリコイドはスルスル動くのだが、電池は手に入らない種類なのでいろいろ工夫が必要のようだ。裏蓋を開けると黒い粉がパラパラ。モルトの劣化である。貼り直さなくては。こんなことなら高くても試写確認済のやつをなんとかがんばって落とせばよかったかも。いや、これもオールドフィルムカメラ道の修行なのである。