ネットで頼んでいたカテゴリー8のLANケーブルが届いた。購入したのは、スタンダードなやつと比較のためにスリムタイプ。写真を見てわかるけど、左の通常のカテゴリー6のケーブルと比べても右側エレコムのカテゴリー8スタンダードケーブルは異様に太い。パッケージににも爆速とあるから、否が応でも期待が高まる。が、…
昨晩、このケーブルを注文した後、LANケーブルについていろいろ調べてみたのだけど、 どうも、カテゴリー8は費用対効果の面からいうと、いまいちらしい。要は、カテゴリー6のケーブルが既に使われていれば速度的にはほとんど変わらないとか。ちょっとショック。ちなみに実売価格はカテゴリー8がカテゴリー6の約3倍ぐらい。カテゴリー7でもカテゴリー8と価格がそうは変わらなかったから、近い将来フレッツ光が10Gbpsに対応した時のため、10Gbpsに対応したM1 Macに買い替えたときのささやかな先行投資とすればいいやと自分を納得させた次第。
さて、ケーブルを取り換えた結果はどうだったか。昨日と同じNTT速度計測サイトを使った。カテゴリー6、カテゴリー8(太)、カテゴリー8(細)で何回か計った。
カテゴリー6でダウンロード280Mbps前後。カテゴリー8は275〜で、最大で321Mbps。ちょっとだけ、気持ちだけ速いかもしれないが、噂どおり、予想どおり、誤差の範囲でしか違いはなかった。残念、無念。おまけに太いタイプのケーブルは取り回しが非常に大変だった。なお、スリムなタイプとの速度差もほとんどなかった。
結論。
LANケーブルを取り換えるならば、カテゴリー6か6Aが安いし、速度が出るので必要十分でおすすめ。どうしてもカテゴリー8のものを使いたいならば、取り回しがよいスリムなタイプにしたほうがいい。
ちょっとがっかりな結果だったけど、乱雑だったケーブルまわりがすっきりしたのでよしとしよう。
今後の課題。家を増築した時に1階と2階とを繋ぐ情報コンセントを付けたのだが、その中のLANケーブルがカテゴリー5eだし、モジュラージャックもカテゴリー5e対応のものだった。無線LANで補えないのでここは有線なんだけど、ここを6A化したいところ。
エレコム LANケーブル CAT8 1m ツメが折れない ブルーメタリック LD-OCTT/BM10
- 発売日: 2017/11/10
- メディア: Personal Computers