Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

SSDとPC環境

新しいPCが必要になったとき、何日も何日もネットや雑誌の情報を検討し、ようやく決まった機種を買ったというのに、もう次の年、いや、次の月には次のモデルに大幅な機能追加があったりする。繰り返される悲劇である。皮肉なものである。

でも、その機能追加がより高速のCPUに変更されたとかはわりと問題ない。デザインも変わったとかもまだ許せる。だって少なくともその時は納得して買ったものだから。予算さえ許せばその高速なCPUモデルを買ったかもしれないし、さらに賢明であれば、もうちょっと待ったのかもしれない。どちらかというと拡張性とか、問題なのは外部機器との接続インターフェースとか通信環境とかの規格に対応してるとかが問題なのではないかな。(こんな記事*1もあるから、今度買うものは10Gbps対応は必須だね)
USBが出た頃はボンダイブルーiMacを出したAppleに幻滅して(本当は素晴らしいことだ!)ThinkPad に乗り換えてたこととか思い出してしまった。その時のことは某パソコン誌の読者投稿欄に採用されて図書券もらったっけ。

まあ、いずれにしても買ったも買わないは、全くもって自分のせいであるのだから仕方がないのである。そもそもPCにお金を費やせない大人の事情があるからである。ツラいところである。駆け引きに負けたのである。

そんなわけで今も使っているのは、当時としてはわりと賢明な判断(と思っている)だったAppleMac mini(mid 2011モデル)である。あろうことか、もう9年目だ。よく頑張ってくれてるというか、頑張らせている。思い返せば、途中、非公式にCPUのクロックがより高いものに変更されていたのはとてもラッキーだった。唯一、残念なのは、購入した後に発表された次のモデルからUSBが2.0からより高速な3.0にバージョンアップしたことだった。それでも購入当時は、まだ高速なインターフェースFireware 800がついてたし、Thunderboltもついてた。それらの対応外付けHDDのとても高価で選択肢は少なかったけれども、外部のハードディスクとの接続は速度も十分だし幸せに使えてた。

Macの最新OSはCatalinaなんだけど、一つ前のMojaveから僕のMac miniはOSのバージョンアップの対象外となってしまって、未だにHigh Sierraのまま。バージョンアップできなくて不便かと言われれば、実はそれほどではない。もっと言えば、全く問題ない。スマホiPhoneでないので、とても便利だというMacとの連携機能もとりあえずは必要ない。OSのバージョンアップすることで、今使っている古い周辺機器やアプリケーションに不具合が出ることが出ることを考えると、むしろバージョンアップがないとこんなに平和なのかととても安心しているのである。のはずだった…。

が、Mac miniがもっさり野郎に見えてきたんだなあ。最近はいちいちレインボーカーソルくるくる回る。ほんとは新しいMac miniが欲しいのだけど、昔と違って自分でメモリ換えられないし*2、そもそも高くなったよなあ~。コスパ考えると間違いなくiMacだなあ。

そんなこんなの昨年の初め、必要に迫られて中古のWindows 10のノートPC(Panasonic Let's note)を買うことになったのだ。農業用のラベル印刷ソフトなどサブで使っていた古いWindows機(Celeronデスクトップ)がどうにも使えなくなって買い換えだ。ショップで内蔵HDDを480GB SSDに換装してもらい。メモリも8GBに増設。いざ使い始めてみたらびっくり!サクサクではないか!これ、6年落ちのノートだぜ。SSDのおかげだ!
最近、Windows 7のサポートが終わったということで、古いPCを使い続けるためのグレードアップ方法として、HDDのSSD化と内蔵メモリの増強、Windows 10への移行が勧められているけど、僕がやったのはまさにそれ。効果的である。必要十分である。知らなかったよ。で、そうなるとMacをなんとかしたくなるのが人情。ここはまねっこで行く。SSD化だ

ここでそのWindowsノートSSDベンチマークを挙げておく。

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WindowsノートのSSD

実はVMware Fusion使ってWindows XP仮想マシンMac miniで動かしているのだが、昨年末に12GB積んでるメモリを16GBに増やしてみた。ついでに仮想マシンを入れてる外付けのHDDの中身をSSDに換えてみた。そしたらあたりまえだけど、かなり動作がキビキビ。立ち上げてるMacのアプリの方も同様。まあ当然だわな。カリカリとアクセスしないのだから。HDDだった時の数値はないけど、多分、半分ぐらいか。技術の進歩、様々である。

Mac mini(mid 2011)の内蔵HDDと仮想マシン入れてるFirewire接続のSSDベンチマークそれぞれ。

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Mac mini(mid 2011)内蔵HDD(なぜだか、1段目しか測定されなかった)
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Firewire接続の外部SSD


WindowsノートのSSDはさすが能力を発揮していると思う。Filewire接続SSDは内蔵HDDと同じくらいの速度が出ているということはHDDとして考えたら悪くない。インターフェースの速度の限界でSSDが足を引っ張られているのだね、きっと。


さて、次のMac購入は、一応古くからAppleファン*3の僕のことだから、なにかエポックメイキングが起こればほっぽっておいても買うと思う。さて、それはいつになるやら。そんな日が来るようなMac出して欲しいと心から思う。

で、SSD化の続きは、Mac miniの開腹手術してから。


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Mac miniに入れる予定のSSD

*1:internet.watch.impress.co.jp

*2:バラせる人は自分で出来るみたい。ネットで解説している人の見ればできそうだった

*3:Newtonが最高と思ってるぐらい。違う!? それにしてもiPhoneiPadも持っていないとは…汗