Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

夏が流れて…

収入につながるかどうかはともかくとして、毎年懸念の夏のキュウリの忙しさはようやく終わりを迎えた。とにかく、7月末から8月のお盆にかけて、ハウスキュウリの片付けと秋に向けての定植が一大イベント。当然、露地キュウリの収穫は続いているので平行作業となる。そして、お盆のお客さんの来宅。
特に今年は、雨が少なかったこともあって作業は大変だった。植えたキュウリの苗が活着するまで面倒見なければならないし…。おまけにイネの消毒もあるわけで、う〜ん、寝てみたい(笑)というか、寝るのが幸せな日々だった。嫁さんと子どもたちは実家に帰省中だったのでとても寂しい…どころか久々の独身状態ということで留守の間、楽しもうとしたが、先のようにそれはかなわなかった…(笑)
寂しさを紛らわすための準備(笑)で購入したLionが乗っかったMac mini。セットしただけでまだ完全移行までは至っていない。とりあえず、ネットワーク上のかつてのメインマシンG4 Mac miniと子供用のEPSON Win機にリモートアクセスできるようにしただけ…。まあ、これはボチボチと。
この夏を乗り切れたのはFacebookのお仲間のコメントと心地よい音楽のおかげ。
大勢との交流が基本のTwitterとも違い、感覚の似た同士の密な交流のFacebookへの投稿はほんとに楽しい。同じ興味に対しての早いレスポンス。これとブログとの連動はかなり面白く、これからもはまりそう。
そして音楽。今年ほど作業の途中で音楽を聴いてた夏はなかったな〜。まだ元気なうちはセルジオ・メンデスイヴァン・リンスだののブラジル音楽と「愛のコリーダ」に始まるクインシー・ジョーンズ"づくし"だったが、いささか疲れ気味の後半は、さわやかなギターが聞きたくなって、とにかくギター演奏の曲ばかり聴いてた。
印象に残ったものをいくつか。

リヴィング・インサイド・ユア・ラヴ

リヴィング・インサイド・ユア・ラヴ

ご存知、ジョージ・ベンソンの弟子。デイヴ・グルーシンのプロデュースの本作は軽快かつ安心して聞けるお気に入りの一枚。1曲目リー・リトナーの演奏とはひと味違う"Captain Caribe"。"Living Insaide Your Love"のバック・コーラスのパティ・オースティンが素敵! そして極めつけは"オルフェのサンバ"などのブラジル曲メドレー。12分超の演奏はこの曲を聴くために買っても損しない。


ダンサ・シン・フィン

ダンサ・シン・フィン

NHK-FMゴンチチがパーソナリティーを務める音楽番組「http://www.nhk.or.jp/fm/kaiteki/」でその名を初めて知ったアルゼンチンのギタリスト、キケ・シネシのアルバム。ピアノとのデュオが素敵な2曲目の「本当かい?」がお気に入り!


時の流れに

時の流れに

ギターと言えば、この人を忘れてはならない。1曲目からガツーンとやられる"Still Crazy After All These Years"、S&G解散後の名曲"My Little Town"、オーボエの音色が美しい"I Do It For Your Love(君の愛のために)"は何回聞いても泣けてくる「大人の恋愛」…。"Night Game"のトッーツ・シールマンスのハーモニカの渋さ…。"Gone At Last"のゴスペル…ボーカルがフィービー・スノウと交互なのがちょっと凄い。言うまでもない「恋人と別れる50の方法」 "Fifty Ways To Leave Your Lover"…


ってことで、この夏は良質の音楽で危機を脱す…。
う〜ん、どんなことがあっても音楽や映画やアイテム、素敵を忘れないでいこうとおもた夏…。