Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

春暖の候・・・

雪解けは例年より2週間ほど早い。田んぼの雪もほぼ無くなった。けど、寒い。暖冬の年は、たいてい寒い春になる気がする。ハウスにキュウリを植えてから雪が降ることもある。今年は天候不順とあちこちからチラホラと聞こえる。本当に変な天気。
娘たちが次々と熱を出しては直り、最後は嫁さんだ。日曜日に子供会の歓送迎会に行ってから体調を崩した。何しに行ったかというと、小学校を卒業する上の子の出し物、友人と歌うアンジェラ・アキの「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」をキーボードで伴奏したのだ。嫁さんは本人とは年齢も姿も違うけれど、気持ちだけはその気になったようだ。アマゾンでみんなの歌バージョンの楽譜を取り寄せたりしてがんばった。暇があるとキーボードに向かってた。結構聞ける音になってきた。チェックのシャツとジーパン履いて、メガネをかけたら似ているかも。でも年取ってるから「あんじぇら・あきこ」だね、なんてふざけて言ったら子供たちに、ひどすぎると怒られた(笑)。
ビニールハウスの中は定植ベッドにキリコで散水。適度に乾燥してマルチをかけるだけ。気温が低いのでなかなか乾かない。2,3日待機。
仕事が中休みとなったので、直売所の総会案内や会費の納入書を作成して発送。70通ほど。封筒の宛名と納入書印刷はFlieMakerで管理している名簿で。ちょっとずつ調整しているが、なかなか全自動というわけにはいかない。スクリプトの用紙設定の部分に一工夫必要。まあ、ぼちぼちとやるつもり。だいたいできてるわけだし。FlieMakerといえば、防除履歴テンプレートは中断している。どうもそもそものデータベース設計が悪いのだ。何がしたいのかをハッキリさせ、そこからスタートしないと構想だけは盛りだくさんで何が何だかわからなくなってしまった。う〜ん。
部屋での事務仕事には音楽が欠かせない。アンジェラ・アキの「ANSWER」で最近のお気に入りは「レクイエム」。10分38秒の長い曲だが、夢男の好きなポール・サイモンを彷彿させるような曲と詩(音楽的にそれほど詳しくないので、この表現は見当違い?)が気に入った。交通事故で死んでしまった私。天国に行く前に(天使から。おそらく)一晩だけ猶予をもらい、母親と恋人に別れを告げに行く。はたして、天国の門が永遠に閉まる前に戻ってこれるのか・・・。
この曲を聴いていて、ウォーレン・ベイティの「天国から来たチャンピオン」(天国へ行く前の猶予。天国へは乗り物で)、ヴィム・ベンダーズ監督「ベルリン・天使の詩」(地上に降りたい天使の気持ち)、「オーメン」(間奏のコーラスの雰囲気が・・・)、デイヴィット・リンチ監督「マルホランド・ドライブ」(Rebekah Del Rio「Llorando (Crying)」)とかを連想してしまった。しばらく考える。
娘たちの子供部屋の引越もほぼ完了。みんな、新しく始まる春からの生活に期待満々。こっちも春から始まるキュウリに期待満々々・・・・。