Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

今になって話題のワープロ

久しぶりに除雪なし。気温はぐんぐん上がって、この2日ほど気温3℃ぐらいの暖かい日が続く。ハウスのサイドに壁になっていた雪も解けて崩れてきた。午前中、娘のスキー授業で地元スキー場へ。生徒たちの班に分かれての付き添い係だ。


昨日の夜から、ネットではMacの老舗のワープロソフト「egword universal」などのパッケージソフト製品の販売終了(http://www.ergo.co.jp/news/withdrawal.html)の話題で持切りのようだ。そんなにいい製品だったのか。発売時は、ワープロに興味がなかったので、全く知らなかった。「EGWORD」自体の歴史と評価は、充分承知してはいたのだったが・・・。

実は、夢男はエルゴソフトの製品は使ったことはないのだ。最初に買ったワープロはダイナウェア「MacWORD」だったこともあって、日本語入力はずっと「MacVJE」シリーズを使っていた。そのせいで、エルゴソフトの製品にはいかなかったのだ。そのうち、Winに乗り換えてしまったし。

最初のワープロを購入時の選択指は「MacWORD」「EGWORD」「マックライトll」だった。39800円で何冊もマニュアルが入ったずっしり重いパッケージを思い出す。当時、漢字Talk7対応のワープロが、雑誌の特集記事になるぐらいのワープロ全盛時代。「WordPerfect」「NisusWriter」「FlashWriter」「ワルツワード」「たまづさ」なんて、いろいろあった。そのあと「一太郎」も出たんじゃなかったっけ。「クラリスワークス」「クラリスインパクト」「パスカルライト」、全部無くなっちゃった。ああ、忘れてた。「Appleworks」(これも終わりかな・・・)。そして、今残るのはAppleの「iWork」とマイクロソフトの「Word」のみ。ああ、また、Mac世界のサードパーティの伝統が終わってしまった。つまんない・・・。


まあ、そんなこんなで、現在「Word」を使っているのだが、Win時代、Winの「Word」にはなじめなくて、ずっと、ロータスの「WordPro」を使ってた。設定パネルがロータスのそれと似ているMac版の「Word」は、それほど悪くはないとは思う。


先日買ったばかりの「Office 2008 for Mac」が酷評される中、もう販売していない「egword universal」が絶賛なんて、なんか微妙。そんなによかったのなら、egwordを買っておけばよかったかな、なんて思ってしまうのが、Macユーザーの性か。小さなお店の店頭在庫品を探すしか、手に入れることはできなさそうだ。
とはいうものの、今現在、日記は「超漢字」の基本文章エディタで書いているし、ブログもそう。文章を書くという意味では、エディタで充分。でもなあ、Macの世界では、こうした熱狂的なファンがいるということが、いいのだよな〜。


そんなところから、今回の販売中止の発表で、新製品の発表以上に変な意味で盛り上がっている「egword」のユーザー世界。夢男はちょっと、うらやましかったのであった。