Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

ほんのちょっとの期待

先週末、NTTにフレッツADSLの速度変更を申し込んだ。そして、今日、ADSLモデム内蔵ルータが届いた。前はモア(12M)だったが、今回、変更したのはモアll(40M)。モデムはレンタルなので、対応の機器に変更となったのだ。


現在、速度は2Mbps。まあまあ、というところだ*1ADSL導入してから3年になり、レンタルのモデムには買った場合とだいたい同じ金額を支払ったわけで、それならば、というわけだ。線路距離と伝送損失を考えるとそうは速度アップは期待できないと思われる。申込時にNTTの人にその点は念を押された。月々の支払いはほとんど変わらないので、せめて工事費分ぐらいの速度アップは欲しいところだ。できれば、2.5Mぐらいは出てほしい。期待し過ぎ? この答えは2日後。


パソコン通信の頃、最初に買ったモデムは14.4KbpsのPanasonicのやつ*2。確か、5万円ぐらいしたような気がする。その後、28.8Kbps(1万円ぐらいの頃)、そしてThinkPad内蔵の56Kモデム。テキスト主体の時は2400bpsの市内通話のアクセスポイント、フリーソフトのダウンロードやWebを使う時だけ、もっと高速の市外通話アクセスポイントを使ってたっけ。通話料金と時間帯、アクセスポイントの課金、通話割引サービスをいろいろ組み合わせて、もっともお金がかからないように接続していたのが、とても懐かしい。その頃のログファイルとか、まだどっかにあるかもしれない。かなり、お金のかかっているデータではある。


そんな昔のことを思い出しながら、今の通信環境の充実は、はたして自分にとってどれほど役立っているのだろうとも思う。農業の売上集計、申告関連。新聞記事データのスクラップ。情報収集。メール。etc. う〜ん、基本的に変わっていない。ただ、いろいろできるけど、時間短縮どころか、いろんな面でパソコンに時間を取られることが多くなったことだけは確実だ。それだけは間違いない。


さて、わずかの速度アップで何が得られるか。でも、なにかを期待してしまう夢男であったのだ。

*1:1月19日、勘違いに気付く。新しい機器になったからこの速度が出たのだ。そういえば、前は1.5〜1.8Mbpsだった。

*2:就農で田舎に帰るちょっと前、職場の先輩から「田舎に帰るのなら都会とつながっているほうがいいから、買ったほうがいいよ」と勧められた。次の日、秋葉原に直行。価格にびっくり。その下のモデルにしようかとも思ったが、大は小で、これに決めた。アクセスポイントの速度がなかなか上がらなかったので、壊れるまで使えた。結果、よかったと思う。