Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

無線LAN環境の改善

どうにもこうにも、帳簿の入力でパソコンの前に座っていると、TwitterやらFacebookやら仕事から脱線してしまう。あまりにもおもしろくない単調な仕事だからだからね。それももう終わった昨年のことだし、ものすごく儲かって笑いが止まらなかったらまだしも、もう思いだしたくもない失敗だったらなおのこと。
そんな中、フェイスブックの数少ない友人(たった一人ww)とのやりとりで液晶TVの映画などのコンテンツ共有の話になって、無線LAN環境の改善についての疑問をでつぶやいたら、ご丁寧にも教えてくれる人がいた。
具体的に無線LANの何を悩んでいたかというと、今の無線LAN環境をどうするかだ。
現在、光ケーブルの引いてある2Fの自分の部屋にバッファローのWLAH-G54という法人向けのアクセスポイント置いており、これには指向性の外部アンテナをつないでいる。そのアンテナは畑の方に向けてあるわけで、そのおかげで畑の中でAndroidスマートフォンを使ってもバカ高くて遅い3G回線を使わないで済んでいる。
一方、昨年末にデジタルTVに移行したのはいいのだが、今度は今で録画したTV番組や映画が他の部屋では見られないという事態に陥ってしまった。子供には文句を言われ、電気が苦手な嫁さんに説明も一仕事(俺のいい訳じゃないのに…)。画質はともかく、こんな不便を強いられるとは、全くの勉強不足。TVを買うに当っては、無知ながらもヤ○○電機のお兄ちゃんにお世話になって、外付けHDドライブの追加だけで録画できるようになる東芝REGZAに統一したおかげで録画作業自体は簡単だったのだが…。
BDレコーダーを買って各TVにBDプレーヤーで観るという手もあるが、レコード、カセットテープ、LD、Hi8ビデオ、DVDとメディアの残骸が残るものはもううんざり。技術の進歩を考えれば、BDにしたっていずれは終わるのも間違いない。そう思って買ったののがApple TVなのに。
そこで考えたのが、対応のNASを買って、各TVにイーサネットコンバーターを繋いで録画したコンテンツを共有するという、TVカタログに騙されてしまうぐらいの素敵な計画(笑)。
今の11g無線環境がTVの共有に不向きなのはよくわかる。TVの共有には11nが必要だということも。外付けアンテナは結構するし、最近の個人向けの親機には対応してない。だからといって新型の法人向けはかなりするし、なるべく無駄なく快適にしたい。だから、先のバッファローのWLAH-G54と新しい11n対応のアクセスポイントを両方でいきたいというわけだ。その際に二つアクセスポイントが問題なく共存できるかどうかということ。
結論、Twitterの人のアドバイスは、共存可能だということ、かつ、その際はNECAterm WR7800Nというブロードバンドルーターが良いということだった。

NEC Aterm WR8700N(HPモデル) PA-WR8700N-HP

NEC Aterm WR8700N(HPモデル) PA-WR8700N-HP

そんなことで、久方ぶりに無線LANについて調べてみたら、このWR8700N、すごく良いようなのだ。なにがいいのかというと、TVの共有向けにTVモードというのがある。5GHzと2.4GHz帯の同時利用ができるらしい。おまけにマルチSSID。周波数別に2つずつのSSIDで区別できるとのこと。セキュリティの種類も別々にできる。ひかり電話対応のNTTのレンタルルーターなのでアクセスポイントだけにも使える。ということで、先のヤ○○電機へ見に行ってみたのだった。
お目当ての品は一個だけ。価格はネットの最低値より200円高いぐらい。今後のことも考えて棚の前で熟考のこと十数分。…買って帰った。
さて、これをどう繋ぐか。とりあえず、今使っているNTTのルータにアクセスポイントとして繋ぐ。この時点で、ルーターには二つのアクセスポイントが繋がっている。うちの11n対応の機器は嫁さんのVAIOApple TVだけ。この二つを繋いでみる。どちらもデュアルバンドなので、5GHzで接続させる。数値ではかなり違う。PCでWebブラウズぐらいではよくわからない。元々、そんなに重くなかったから。ところが、Apple TVの方は驚いた。明らかに待ち時間が短い。う〜ん。
元々の11gのアクセスポイントの方。同時に使ったとしてもSSIDを二つにしたのなら、いちいち接続し直さなきゃならなくなる。調べたら、バッファローのアクセスポイントで他社のそれとローミングできるらしい。こちらはWR7800NのSSIDの一つをバッファローのと同じものにして、そのローミングしてみた。Androidのアプリで電波の状況を見てみると写真のような感じ。強い電波のチャンネルに繋いで、それが途切れるともう片方に繋ぐ。スマートフォンや携帯ゲームで家の中を移動して使う場合に便利だろう。これだと畑の使用はそのままの条件だ。すばらしい!
と、いうことで単なる悩みのつぶやきから、効率のよい無線LAN環境の改善につながったというわけだ。あとは、ぼちぼちとTVに繋ぐイーサネットコンバーターを探すとしよう。何せ、TV3台分だから…。