昨日の朝降った大量の雪も昨日の夜の雨でおおかた消えた。突然のまるで「2月の天気」に驚く。かなり風は冷たい。とはいえ、ビニールハウスの中はちょっと太陽が出ただけであっという間に30度オーバー。その中のビニールトンネルに至っては40度以上にもなる。昨日やっちまったのだ。雪が降っているからと安心していたら、雲の合間から太陽がチラリ。そしたらハウスの中は33度。ビニールトンネルの中は45度。慌てて、トンネルのビニールを剥ぐ。幸い、曇ってきたから温度は上がらなかったが、もしあのまま太陽が照っていたら、出るのがあと10分遅かったらと考えると、恐ろしいことだ…。ご飯を食べる前に気づけばよかったのだよな。「田舎へ行こう!」をちょっと見てしまった…。ここ数年なかった失敗だけにあらためて気を引き締めなくては、と思ったのだった。これだから生き物商売は油断できない。
雪関連といえば、今日予定してた稲の種播きと苗代への移動だが、急遽中止。苗代に雪水がいっぱいなので、今後の天候、将来の作業配分を考えて、長年行なってきた水苗代での育苗を廃止。使っていないキュウリ苗用のビニールハウスを利用し、ハウス育苗に切り替えることのなった。朝からハウスの片付け、明日の種播きのための準備となったのだった。
そんな寒空の中、子供たちはというと、長女は友達と「アリス・イン・ワンダーランド」を観に行った。二女・三女は朝からスポ少の入団式。陸上をやっているのだ。スポ少は陸上があるが、中学校に陸上部がないらしい。定番の部活かつ、オリンピックはあんなに盛り上がっているのに、これも少子化の影響か。残っている各部活も部員数の減少は問題らしい。どこの学校でも。少ないパイを取り合っている。
ふと町のまわりを見渡してみると、ここ十数年で福祉施設が乱立。年寄りはいっぱいいる。子供が少なく、年寄りはいっぱい。将来、どうなってしまうのだろう。この問題を考えるとき、農業が包含する「年寄保持力」を考えられずにはいられない。Twitterで「食糧自給率」のハッシュタグが盛り上がっているようだが、なんか読むのをやめてしまった…。いろんな意見があっていいのだけれどもね…。
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