「バットマン・ビギンズ」を見終わる。後作の「ダークナイト」でよくわからなかった部分がこれで理解できた。前にテレビでやってたとき、チラ見してたので部分的にストーリーは知ってたのだが、前半のほとんどを見てなかったので。今回でレイチェルの立場、ウェインの生い立ちなどがよくわかった。見ないと「ダークナイト」は消化不良を起こしそうだ。
ともかく、ヒーローものにしてはよくできた映画だと思う。キャスティングがいいことが作品に深みを与えているのでは。ルドガー・ハウアー、最初は悪役かと思いきや、意外と普通の役だったのが驚き。渡辺謙だけど、あれだけの登場!? う〜ん、微妙な感じ。レイチェル・ドーズ:ケイティ・ホームズとマギー・ギレンホール、どっちも超美人っていうわけじゃないけど、どちらも違和感なかった。なんといっても、執事役のマイケル・ケインとゴードン:ゲイリー・オールドマンがいなかったら、お話にならないでしょう。ゲイリー・オールドマン、こういうまじめな役を演じてるのを見る方が落ち着かない感じ。マイケル・ケイン「鷲は舞い降りた」が忘れられない。
嫁さんは、ブルース・ウェインが「ダークナイト」で複数の美女を従えているのを疑問に思ってたらしい。なぜ、レイチェルがバットマンの正体を知っているのかも。それらがわかって、やっとレイチェルがブルースのプロポーズに断りの手紙を出したことを納得した模様。
さて、3作目ができるとしたら、どんな展開になるのか。同じヒーローものの「スーパーマン」や「マッドマックス」を見ていると、もうやめた方がいい気もするが、さらに見たい気もする。少なくともヒース・レジャー無き今、ジョーカーの登場は終わりにした方がみんな幸せかもね。
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