Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

セレブの種

セレブの種 [DVD]
これまたGyaOで観る。一応R-18だが、それほどでもないと思う。むしろ、他の同類の映画よりは、全然、露骨ではない。ちょっとシリアス、ちょっとコメディといったところか。そんなこともあり、映画の内容そのものよりも、じつは音楽の方が気になった。


音楽はテレンス・ブランチャード。この映画の監督、スパイク・リーの作品ををよく担当しているらしい。彼はジャズ・トランペッターで、よくよく調べたら、夢男所有のCD、トゥーツ・シールマンス「East Coast West Coast」に参加してた。引っ張り出してきたら、確かにジョシュア・レッドマンなどと一緒にクレジットされている。え〜、このCDは12年ほど前に買ってたのに、全然気付いてなかった〜。さっそく、iTunesに読み込み。


しかし、、なんたる縁! こういうことがあるから、おもしろい。この映画のテーマ曲的に扱われている「シー・ヘイト・ミー」は名曲だと思う。全編、都会的ジャズが流れて、映画の内容よりも音楽の方が気になって気になって・・・(笑) 観た映画で音楽が気になり、サントラまで買ったのは、最近では、子供とDVDを観たピクサーの「Mr.インクレディブル」か。おそらく、今回も買ってしまいそう。予定外。(笑)


よくできた映画には、たいてい、よくできた音楽がついている。たいした映画じゃなくても、音楽がいいってこともよくある。その、逆はあんまりないんじゃないのかな。
そんな時でも楽しめるのが、「映画音楽」の醍醐味。昔、NHK-FMで流れてた土曜10時からの関光男の「夜のスクリーン・ミュージック」なんて、今思い出しても、とてもよかったです。意外な映画にいい音楽がついていたりして・・・。B級な内容の割りには巨匠の音楽がついていたりとか。また、あのような番組、やってほしい。エアチェック(もう死語?)したカセットテープ、あったはずだな。