昨年末からちょっと明治の初めの頃について調べていたので、ちょっと違う方向の読み物が良くて、劉 慈欣氏の『三体Ⅱ 黒暗森林』を読み始めている。前作の『三体』は面白かった。本格的中華SF小説は始めてだったけれど、文化大革命からバーチャルネットゲームとか、秦の始皇帝、地球外生命体との遭遇など先の読めない展開でひさしぶりに興奮した。二作目も今読んでるところあたりからぼちぼち展開が変わってきたので読み進めるのが楽しみなのである。と同時にPCの環境を整えてて、そのついでに坂村健氏の「TRON」関連の著書をチラチラとみていたら色々読みたくなってきて、事務仕事になかなか取りかかれなくなったとこ。
BTRONこと国産OSの超漢字をずっと使っていたことはいたのだが、いまいち活用できてなくて、途中、使うのを中断してたりもした。ちょっと調べている件があって、そのデータを整理するのに超漢字が最適なことを思い出し、ついでに昔のドキドキを思い出したくなって、キーボード周りとか日本語環境とかをいじっていたついでのTRON本の読書。はやぶさの搭載コンピュータのOSがμITRONだとか、今は身近なところにTRONが入り込んでいる。80年代後半に書かれた読んでるTRON本は、実現されていることあればそうでないこともあったりで、ちょっとした未来を感じられて楽しい。