Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

またもや長靴・・・

昨日、いつもの長靴が見つかった旨の記事を書いたが、早くもその長靴以上のコストパフォーマンスらしき「いい長靴」が見つかった。その名も「ウロコ印白底付大長(白ウロコ)」*1。東京築地中央卸売市場内にある創業明治43年の(有)伊藤ウロコ社製のオリジナル製品だ。たまたまブログの「須坂市動物園日記」の「長靴。」*2という記事にこの名を見つけたのだ。


動物園の飼育係にとっても長靴問題はとっても重要なようで、その悩みどころは農家である夢男とも全く一緒。動物の糞尿処理、水仕事など動物園での長靴の使用も結構ハードだということは容易に想像できる。その動物園飼育係おすすめは「AIGLE」のラバーブーツ。よくオシャレな女の子なんかがレインブーツとして使っているフランスのアウトドアメーカーのあれです。うまくすると2年間は持つらしい。それはすごい! やはり、究極のいい長靴はやっぱりあれなのか。しかし、半分納得しながらもつまんなくも思う。なぜなら、やっぱりおしゃれで高いのが一番という結論だからだ。でも、そうじゃないだろう。車だって、安くともいい車はたくさんある訳で、最高にいい車はベンツ、と言い切ってしまったら、楽しみも何もない。それよりも同じく紹介されていた「伊藤ウロコ」が気になる。ここは、創業が明治、メインのお客さんは市場と漁業関係者というプロ中のプロ、かつオリジナルの製品だという「ウロコ長靴」でしょう。「伊藤ウロコ」のWebをみたら、見ただけで納得。これがプロってもんでしょ。


そういった訳で、とりあえず、伊藤ウロコにメールで問い合わせてみた。長文の返信メールに各製品の詳細が書いており、当初注文しようとしていた「ウロコ艶大長」よりは「白ウロコ」のほうが農作業向きだということが判明。丁寧な文体で商品説明にも納得したので、電話して「白ウロコ」を注文することにした。
「伊藤ウロコです」
「通販をメールで問い合わせた夢男ですが・・」
「ああ、夢男さんですね。担当者がまだですが、折り返し電話する旨、連絡するよう頼まれていました。来ましたらすぐ電話さしあげます」
だって。なんて、対応が早いんでしょ。
そしてしばらくした後、その担当者から電話がきた。メール同様、丁寧な応対。そして、メールでは伝えきれなかったというウロコ長靴についての特徴、使用感などを説明してもらった。メールの返事をもらった時点で購入を決意していたのだが、電話での説明でもその良さを再認識。そこで、一足オーダーした。


ここで各長靴の比較を。並べてみたら「夢男認定いい長靴」には、どれも達していますね。

1)"DUNLOP"印  2980円  耐用8ヶ月〜1年(夢男経験値)
2)AIGLE社ラバーブーツ  12600円  耐用1年半〜2年(動物園飼育係経験値)
3)伊藤ウロコ社製白ウロコ  7330円  不明(1年以上は確実かも。社扱い製品中ではトップクラスの耐久性だとのこと)


長靴においては耐久性もさることながら、履きやすさ、おしゃれさも重要。その点では、夢男愛用の"DUNLOP"印だと、耐久性があるといっても後半にはだいぶ型くずれして、汚れも取れなくなり、単なるぼろにしか見えない。おしゃれ度ゼロ。"AIGLE"は、きっと古くなっても"AIGLE"でしょうね。おしゃれ度100。"白ウロコ"は、あくまでも仕事のプロ仕様であること。国産であり、老舗なのが、夢男の農家心をくすぐる。あくまでも高倉健的おしゃれ度120。女性受けを狙うか、あくまでもプロの男であり続けるか。なんて、そんな大げさなものではないのですが、予算もあり、白ウロコに決めました。

早く履いてみたい"白ウロコ"。届いたら、追って報告しますね。