Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

MacとWinと長靴と

再びMacを使い出してから2週間ちょっと。そしてFDやZipに入っている過去のデータを新Macで再利用しようと、オールドMacの電源を久しぶりに入れ、せっせとディスクイメージに変換作業をしていたのです。大体の作業が完了し、後は転送するだけとなったとき、突然ハードディスクから「キューン」と音がして画面が固まってしまいました。おわかりですね。そうです、これが長年使っていたMacの最後の瞬間でした。


13年の自分所有のパソコン歴でHDが壊れたというのは、これで4回目。最初の経験でデータをすべて失ってから「HDは絶対に信用できない」というのが教訓となっており、データはすべて外部のメディアにバックアップを取ることにしていました。なので、今回も問題はありません。手慣れたもんです。やっぱり、壊れることは決まっているのです。問題はそれがいつかということ。たいがい変な音がして、それから・・・。でも、予告なしで突然のときもある。予測できません。決して安心できないのがパソコンです。
そんなこともあって、今回のminiの購入は、本当の意味で過去のMacデータを救ってくれることなりました。でも、なんだか申しわけないような複雑な心境・・・。さよなら、老Mac


この5年間、Winを使ってきて感じたことは、本当に便利である、ということ。ソフトにしても周辺機器にしても、対応している製品がほとんど。各種好みで選択でき、しかも価格が安い。田舎の電気店でも普通に売っている。インターネットでのサービスもほとんどWinの使用を前提にしているから、Mac時代はかなり寂しい思いをしました。何誌もあったMac雑誌は次第に廃刊となってきてたし・・・。そんな意味でも、この5年間は不自由はなかったです。次々と各社から発表される新製品さえ、気にしなければ。まあ、それはMacも同じですね。
でも、パソコンで楽しむというよりは、だんだん"事務機"としてのパソコンになっていったのも確かでした。


パソコンは道具なのだから、基本的にやりたいことがあって、それができるのなら機種やOSはどうでもいいことかもしれません。便利に使えればいいわけで、妙な思い入れや未練は必要ない。なんといっても単なる電気製品ですから。そうとも思います。でも、単なる道具だからこそ大事、という考え方もあります。
"物書き"を職業にしている人はペンや原稿用紙などにこだわるといいます。ワープロやパソコンを使っている人でも、すでに製造中止になったワープロの新品を何台もストックしていたり、販売中止に備えてキーボードの予備を買いだめしていたりするようですね。そういった"こだわり"というか"嗜好"は、多かれ少なかれ誰にでもあることだと思います。


夢男は「英語キーボード(ASCII配列)」であることにこだわっています。 最初のMac、ColorClassicに付いてきたキーボードがJIS配列ではなく、ASCII配列の日本語キーボードでそれに慣れてしまったため、ThinkPadのJIS配列の日本語キーボードには最初はかなり戸惑いました*1。しばらくそのまま使ったけれど、結局、英語キーボードに交換。この時知ったのですが、Windowsって、英語キーボードを繋いでも簡単に切替が利かないのですね。Macの時は、単に設定を変えればいいだけなのにWinではドライバーの削除、インストールが必要だとか。これではその時だけ英語キーボードを使うってことができないですよね*2。これからOSを変えたり、パソコンを買い換えるたびにこれじゃ困ると思い、KINESIS社のエルゴキーボード*3を購入して、Dvorak入力することにしたのでした*4。逆にこれに慣れてしまったので、他には変えられなくなったのが誤算といえば誤算。でも、ブラインドタッチができるようになったこと、肩凝りがなくなったことが何よりの収穫でした。


夢男は農作業では「長靴」にこだわります。毎日仕事で履く長靴は夢男にとってもっとも大事なものです。いい長靴に出会うかどうかが仕事のよしあし、また最終的には健康にもつながります。


「夢男の良い農作業長靴5か条。」
1)"かかと"がついていること
最近よくあるフィッシングブーツは靴底は扁平。これだとかなり疲れるし、泥で滑るのです。
2)一体成型であること
表面につなぎ目のあるものは、そこから折りきれるので×。
3)軽いこと
作業中は"靴の重さ+泥の重さ"であるので、少しでも軽いものがよい。
4)明るい色であること
どうせ汚れるから暗い色が、という意見もあるけど、汚れがわかりやすいこと、個性を発揮できる少ないアイテム(笑)なので、せめて色だけは、といううことで。
5)2,980円以上であること
経験上、これ以下の製品は絶対に半年ももたない。高いのがいい靴には違いないが、耐用期間が長いかどうかは別物。経費の面からも価格と耐用期間のバランスが重要。結論として「2,980円で8カ月」が「いい農作業長靴」の標準。


話がかなりそれましたが、またパソコンに戻ります。
使っていて"ドキドキワクワク感"があったのは、だんぜんMac。それは今も変わらないようです。Macは基本的な使い方というか、考え方が昔と同じようで、マニュアルを読まなくても使えたのが以外でした。それだけだったら、代々Winを使い続けている人も一緒でしょう。でも、細かいところの設定がWinは難しいと思います。だから、ちょっとした機器でもちゃんとマニュアルを読まないとだめというか。いろいろできるからこそ、わかる人にしかわからないというか。実は親切なようで不親切なのかもしれません。先ほどのキーボードの例がそうだと思います。必要がなければ、問題にもならないことですが。


パソコンは道具です。しかもすぐに価値のなくなる"電気箱"。こんなものに本当はそんなにお金をかけることはないと思ってます。でも、農具としてのパソコンも必要な時代。天候や市況、農薬や栽培技術、経営管理にも、パソコンがあればそれだけの働きをしてくれます。田舎に住んでいるからこそ、インターネットは必要です。サラリーマンを辞めて田舎で就農するとある人に言ったとき、その人は「田舎に行くからこそパソコン通信に入れ」と勧めてくれました。それが自分のパソコンが世界につながった最初です。世界につながっているからこそ、こんな田舎で農業をやっていられるということもあります。

かつて、田舎にいるときは田舎も農業も嫌い、そこから出たら、逆に田舎や農業のいいところも見えた。ずっと一生、田舎で農業をすると決めている現在は、外の世界、特に都会を懐かしく思うこともある。なんだ、これじゃ無い物ねだりですね。でも、パソコンとインターネットは、それらを少しは満足させてくれるものでもあるようです。でも、それが本当の意味でいいか悪いかは今はわかりません。


WinとMacと長靴。
要は使い分け、ってことですね。

*1:例、@がシフト+数字の2 で入力。など記号配列が違う。

*2:そのためのシェアウェア導入が必要

*3:USB接続型はMacでも使える

*4:過去の"PC&Web"記事参照