Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

LANまわりの環境を見直す・その2

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ネットで頼んでいたカテゴリー8のLANケーブルが届いた。購入したのは、スタンダードなやつと比較のためにスリムタイプ。写真を見てわかるけど、左の通常のカテゴリー6のケーブルと比べても右側エレコムのカテゴリー8スタンダードケーブルは異様に太い。パッケージににも爆速とあるから、否が応でも期待が高まる。が、…

昨晩、このケーブルを注文した後、LANケーブルについていろいろ調べてみたのだけど、 どうも、カテゴリー8は費用対効果の面からいうと、いまいちらしい。要は、カテゴリー6のケーブルが既に使われていれば速度的にはほとんど変わらないとか。ちょっとショック。ちなみに実売価格はカテゴリー8がカテゴリー6の約3倍ぐらい。カテゴリー7でもカテゴリー8と価格がそうは変わらなかったから、近い将来フレッツ光が10Gbpsに対応した時のため、10Gbpsに対応したM1 Macに買い替えたときのささやかな先行投資とすればいいやと自分を納得させた次第。

さて、ケーブルを取り換えた結果はどうだったか。昨日と同じNTT速度計測サイトを使った。カテゴリー6、カテゴリー8(太)、カテゴリー8(細)で何回か計った。
カテゴリー6でダウンロード280Mbps前後。カテゴリー8は275〜で、最大で321Mbps。ちょっとだけ、気持ちだけ速いかもしれないが、噂どおり、予想どおり、誤差の範囲でしか違いはなかった。残念、無念。おまけに太いタイプのケーブルは取り回しが非常に大変だった。なお、スリムなタイプとの速度差もほとんどなかった。

結論。
LANケーブルを取り換えるならば、カテゴリー6か6Aが安いし、速度が出るので必要十分でおすすめ。どうしてもカテゴリー8のものを使いたいならば、取り回しがよいスリムなタイプにしたほうがいい。
ちょっとがっかりな結果だったけど、乱雑だったケーブルまわりがすっきりしたのでよしとしよう。

今後の課題。家を増築した時に1階と2階とを繋ぐ情報コンセントを付けたのだが、その中のLANケーブルがカテゴリー5eだし、モジュラージャックもカテゴリー5e対応のものだった。無線LANで補えないのでここは有線なんだけど、ここを6A化したいところ。

LANまわりの環境を見直す・その1

昨日のこと。
腰がよくなったし、雪も少ないから事務仕事に本格的にかかるかと思ってた矢先の寒波で、あっという間に元の大雪に戻ってしまった。 だって一晩に50cmも降ったのだもの。いつもの15cmぐらいだったら、ビニールハウスを2回ずつ一時間半ぐらいで除雪を終わらせるのになかなか進めないし、吹雪で寒いしで、午前中いっぱいかかってしまった。なんとか終わったからいいようなものの、その後に猛烈な吹雪で、床屋に行くのに死にそうな思いをした。車で15分ぐらいで行けるところなのに4倍はかかった。ホワイトアウトで遭難するかと思った。いやいや、大げさでなくて。ほんと、これだから雪国は怖い。

とまあ、こんな感じの一日だったのだけど、これとは関係ないのだけど、夜になってある問題発生。メインに使っているMac mini(Late 2011)なんだけど、数年前にIPv6オプションを申し込んで以来のネットの速度計測をやって見たのだった。そしたら何回やってもダウンロード速度が90Mbps位しかでない(http://www.speed-visualizer.jp/)。だって、うちの光ネット環境は1Gbpsだぜ。いくら何でもこれはおかしい。
接続もちゃんとIPv6だし、ルーターもハブも機器も対応のもの。設定もできてるのは確認した。うーむ。とあちこちいじって小一時間。ググって見たら、LANケーブルを疑えとのこと。まさかね…、と机の裏をのぞいたら、なんと、Macに繋がれていたのは、カテゴリー5の古いもの。掃除した時に別な白いやつと間違えたのだ!
気を取り直して比較的新しめのLANケーブルと交換してみる。カテゴリー6だ。で、速度を測って見ると300Mbps超。何もしなくてケーブルの交換のみでこうも違うのである。


今日になって、ついでにラックとか、LAN配線まわりをチェックしてみた。だいたいカテゴリー5eだった。プリンターや無線LANNASなどの機器に付いてきたケーブルがほとんどで買ったものだけがカテゴリー6が2本だけ。8ポートのスイッチングハブルーターの4ポートのすべてに繋がっているケーブルの中で新しいのはそれだけだ。うーむ。これは何とかしなくては。

ちょっと昔のことばっかり考えてた反動でちびっと未来的な感じが恋しくなったこと

昨年末からちょっと明治の初めの頃について調べていたので、ちょっと違う方向の読み物が良くて、劉 慈欣氏の『三体Ⅱ 黒暗森林』を読み始めている。前作の『三体』は面白かった。本格的中華SF小説は始めてだったけれど、文化大革命からバーチャルネットゲームとか、秦の始皇帝、地球外生命体との遭遇など先の読めない展開でひさしぶりに興奮した。二作目も今読んでるところあたりからぼちぼち展開が変わってきたので読み進めるのが楽しみなのである。と同時にPCの環境を整えてて、そのついでに坂村健氏の「TRON」関連の著書をチラチラとみていたら色々読みたくなってきて、事務仕事になかなか取りかかれなくなったとこ。

BTRONこと国産OSの超漢字をずっと使っていたことはいたのだが、いまいち活用できてなくて、途中、使うのを中断してたりもした。ちょっと調べている件があって、そのデータを整理するのに超漢字が最適なことを思い出し、ついでに昔のドキドキを思い出したくなって、キーボード周りとか日本語環境とかをいじっていたついでのTRON本の読書。はやぶさの搭載コンピュータのOSがμITRONだとか、今は身近なところにTRONが入り込んでいる。80年代後半に書かれた読んでるTRON本は、実現されていることあればそうでないこともあったりで、ちょっとした未来を感じられて楽しい。

三体Ⅱ 黒暗森林(上)

三体Ⅱ 黒暗森林(上)

TRONからの発想

TRONからの発想

  • 作者:坂村 健
  • 発売日: 1987/02/27
  • メディア: 単行本