十河進さんの『映画と夜と音楽と・・・』が掲載されているメルマガ『日刊デジタルクリエイターズ』が配信されてきた。今回のテーマは「アラン・ドロンの紺のセーター」。でも、夢男が取り上げたいのはそのエッセーそのものではなく、あるDVD情報だ。
十河さんによると、フランス映画「冒険者たち」40周年アニヴァーサリーエディション・プレミアムというDVDが発売になったという。調べてみると、2006年のカンヌ映画祭にレティシア役のジョアンナ・シムカスをゲストに迎え、記念上映会が催された時のHDリマスター本編を素材に製作されたDVDだという。さらに販売元のWebを見てみると、画質の違いを紹介していて、それを見てかなり驚いた。それは・・・。
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『冒険者たち』とは、ずっと前にNHK教育の「世界名画劇場」でノーカット版を放送したときにビデオに録画したのをずっとほったらかしにしてて、昨年にキュウリの選果をやりながら見たのが最初の出会い。十河さんがかなり惚れ込んでいるようで、その気持ちは映画を観た人なら良くわかるはず。でも、夢男が見た映像は、VHSテープへの3倍録画のやつで、かつ制作された年が1967年の古い映画なこともあって、まさにWebに紹介されている画質サンプルのダメな方。色がくすんでいる。ところが、新しいリマスター版はシャープで色が自然。まるで、ビデオカメラで撮ったばかりの映像のよう。すばらしい。この画質であの海中シーンやラストの空撮シーンを見れると思っただけで、また泣けてきそう。また、特典映像が56分もあるらしい。「ノンクレジット・オープニング（2分）」「ノンクレジット・エンディング（2分）」があるなんて、永久保存版ですね。映画のDVDは、なんでも欲しいわけではないが、これはぜひ欲しいと思った。年末のバイトの給与も振り込まれたようだし、自分、ご苦労さま、ということで買っちゃおうかな（笑）
