2010-03-20 ロボットと人間の物語 本 今日もいい天気。画像は昨日の家の前のパノラマ。X02HTに標準でこの機能があったのを最近知り、試しにとってみた。まだまだ、本当の春は遠い家の前。 PLUTO 8 (ビッグコミックス)作者: 浦沢直樹,手塚治虫,長崎尚志出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/06/30メディア: コミック購入: 14人 クリック: 103回この商品を含むブログ (227件) を見る遅筆堂文庫で浦沢直樹の『PLUTE』を6巻借りたのを読了*1。連載していた時は断片的にしか読んでいなかったのだが、まとめて読むとあらためていい作品と思った。解説にもあったが、原作が鉄腕アトムの話なのにあくまで扱いはサブキャラ。主役はロボット刑事ゲジヒト。漫画で泣けてきたのは久しぶりのこと。SFのの中でロボットとか人間性とかを考えるといえば、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』もそう。映画「ブレードランナー」はタッチは違うが、人間にこだわるレプリカントの哀愁が全編に漂う。手塚作品の『火の鳥』にはロボットのエピソードがたびたび出てくるが、そういう話がなんか好き。『禁断の惑星』のロビーとか、『ロスト・イン・スペース』に出てくる万能ロボットとか、たまらん。『アバター』とか『ガンダム』とか乗り込むタイプのメカじゃなくて、自立型の機械の方。瀬名さんのロボットのやつ、今度探してみよう。 *1:あれ、ウィキペディアで見たら全8巻なのか、この作品。ここで話が終わってもいいぐらいの盛り上がりだった…。残り、読まなきゃ。