Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

目から鱗の「一太郎」

これまであの有名なジャストシステムワープロソフト「一太郎」を使ったことがなかったのに、先日から一太郎 Lite2を使い始めている。初めて使った一太郎に驚く。(以下は、何を今更というようなもの)
括弧の補完機能がすごい。このブログの記事を書いていてもそうだが、書籍名や映画名などに括弧を付けることが多々ある。その場合、前括弧と後括弧を入力してから一字戻って括弧の中にカーソルを移動する。ところが一太郎は、前記の操作が前括弧を入力すると完了。自動なのだ。すばらしい。確か、MacのエディタJeditApplescriptマクロで選択した範囲の文字を指定した括弧でくくる、というのがあった気がする。でも、それだって、そのためのショットカットキーかメニュー操作をしなくてはならない。どの入力ソフトでも「かっこ」と入力したら、括弧の前後ろとも入力されるので、これまではそれを使っていた。でもまさか、世の中に括弧の自動補完機能があるなんて・・・。知らないとは恐ろしい。
フリーカーソルというのか、文書のウィンドウのどこからでも書き始めるというのも新鮮な感じ。最初から順に書く場合はたいした違いはないが、いきなり用紙の真ん中から書き始めたときに、入力した文字のところまで「改行」と「スペース」が一気に入力されるのは壮観。普通のワープロだったら、改行を何行も打ってからじゃないと文書の後半には文字は打てない。とはいうものの、もともとタブを使っての文書のレイアウト、つまり、Macワープロしか使ったことがなかっただけに、何十個もスペースが入るのは違和感はあるのだが。まあ、できるとは言っても、そういった書き方はしないだろう。
さすが、同会社のワープロだけあってATOKとの親和性もある。この一太郎 Lite2に関しては、作図とかグラフとか、余計な機能がないのがすばらしい。これで良いと思う。
と、ここまで書いてて、EGWORDEGBRIDGEのことを思い出してしまった。現在Macではバージョン14を使っているのだが、egword universal2も余計な機能のないすばらしいワープロだったとのこと。シンプルな良いものは無くなってしまうのだね。
MacWindows超漢字と複数のOSを使っていると、それぞれの良いところを利用して目的を果たせばいいじゃん、以前から思ってきてはいるが、最近は特に。仮想環境やリモートアクセス、デュアルブートといろんなOSを使うための実用的な環境は整ってきているのだから。