ホーキング父娘の書いた『宇宙への秘密の鍵』読了。基本的には科学読み物というより、子供向けの冒険物語。しかし、あのホーキング博士の本だから、ただの読み物では終わらない。本の帯によると博士は「子どもたちは、ブラックホールについてとても興味をもっている。専門用語を使わないブラックホールの説明があればいいのに」と考えてこの本を書いたそうだ。物語の途中途中に物理や天体についての解説がある。ものすごく簡潔で易しい説明と図表で、これなら子供も興味をもってくれるのではないだろうか。子供にとってわかりやすいということは、大人にとっても同じわけで、子供に聞かれたときはもちろん、自身の理解を深めるのに最適な入門書となると思う。終わりに「第2巻へ続く」とある。早く読みたい!
- 作者: スティーヴンホーキング,ルーシーホーキング,佐藤勝彦,さくまゆみこ
- 出版社/メーカー: 岩崎書店
- 発売日: 2008/02/09
- メディア: ハードカバー
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