Mac miniの購入から、1年10ヶ月。前に使ってた不安定なWindowsと違い、年に一回のシステムのクリーンインストールも必要なく、Mac OS X はなんて安定しているんだと、トラブルの「ト」の字も忘れていた今日この頃。それは、昨日突然きた。
miniが起動できなくなったのだ。がーん。
思い起こせば予兆はあった。最近、無線LANで接続しているHPのプリンタで印刷できなくなっていた。
直売所へ野菜を持って行くため、出荷ラベルを印刷しようとしたら、いくらやっても印刷できない。最初はプリンタの故障を疑ったが、同じネットワーク上のWin機からは印刷できる。嫁さんのやつからも問題なし。ということは、Miniのシステムが問題なのだなとプリンタドライバを再インストール。変わらない。何も考えずに、いつもは立ち上げっぱなしのminiを再起動したら、起動できなくなってしまったのだ。
起動DVDから立ち上げて内蔵HDをチェックしようとしたら、認識されていない。HDの故障かとディスクユーティリティで診断。検査後、一応修復する。Firewire接続の外付けHDにバックアップしてあった、素のシステムから立ち上げる。認識しているが、どうしてもマウントできない。
落ち着いて外付けHDの中身を確認。デジカメの画像データはもともとこっちだから、無問題。問題はそれ以外のデータだ。書類フォルダ全体を「Retrospect Express」でアーカイブとしてバックアップしている。最終日付を見たら、その日の朝にちゃんとスケジュール通りにバックアップされている。ほっと、胸をなで下ろす。やっぱり、いくら安定していても大事なのは「バックアップ」。
さて、どうしたものか。一日たって、落ち着いて考えた。一度こういう事態になった以上、この内蔵HDは信頼できない。マウントできないだけだが、はたして再度フォーマットできるかもわからない。焦って試してしまうのは怖い。ただでも遅い内蔵HDの交換は、費用対効果を考えると躊躇する。スマートな小さい筐体のminiとはいえ、外付けHDをはじめとして、いろんなものが常に繋がっているから、今更一台や二台繋がっても、「そんなの関係ねぇ」。
ということで、今後もバックップは重要なわけであり、MacはFirewire接続ならば、かんたんに外付けHDを起動ディスクにできる*1ので、せっかくだから大容量の外付けHDを購入し、それにシステムを入れることにする。内蔵HDは使えたら使うことにし、いままでの外付けHDはそのままバックアップ用とする。
さて、これから外付けHDの選定だ。