Apple TV(初見。嫁さんは中1の時に家族で観に行ったらしい…),☆3
Apple TVでみつけ、嫁さんが見たことあるけど内容は忘れたということで、それならばと視聴。映画公開当時、嫁さんの父さんの思いつきで家族で観に行ったとのこと。結構、味なお父さん!
挿入歌「愛のデュエット」とタイトルソング「グリース」はFMラジオの番組で嫌ほど聞いていたし、かつ、当時よく見かけたジョン・トラボルタとオリビア・ニュートン・ジョンの黒いシャツでのダンスのツーショット写真(DVDやCDのジャケット写真のやつ)のイメージが強くて、おしゃれでポップな今風な感じ(あくまで当時)な映画だと思っていたらびっくり。バリバリ50年代オールディーズ風でちょっとついていけない感じ…というかついていけない…。トラボルタはともかく、ニュートン・ジョンのいい子ちゃんファッションには閉口。「そよ風の誘惑」って感じ。好きな人は好きなんだろうな〜。
体育館でのダンス大会が始まるまでグダグダでかなり辛かった。そのダンス大会と車のレースシーンは迫力があってよしとして(「ターミネーター2」にも出てきた両岸がコンクリート護岸の水のない道路のような川での)、ラストの遊園地(?)の屋外ダンスはいまいち。ラストに至っては何だこりゃ。「ハイスクール・ミュ−ジカル」の方が大人チックかも知れない。といっても、資料によると当時ニュートン・ジョンは30歳、トラボルタ24歳だったらしい。それがハイティーンを演じていること自体、すばらしいというか無理があるというか。
「このキッチュな傑作は、1970年代後半に思春期を迎えた女の子にとって、男の子にとっての『スター・ウォーズ』のような映画。(JB)」(『死ぬまでに観たい映画1001本』)
とはいうものの、「愛のデュエット」を聞くと自分の中学時代がいきいきと蘇ってくる。そんな意味では、永遠に不滅のミュージカル映画であることは確かなのだ。
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