Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

殺人蜂の映画

天気が良く、お姉ちゃんの部活もないというので、久しぶりにみんなで買い物。本屋から、ちょっとしゃれたカフェで昼食、1200円から300円に値下げの温泉、スーパーへといった具合。
先日の廉価DVD「激痛!殺人蜂・戦慄のパニック」と「誘う女」。アマゾンに注文したのだが、在庫切れで入荷の連絡待ち。先日の本屋に行ったら売れないらしく、そっくりそのまま残っていた。この際、アマゾンはキャンセルすることにし、ここで買うことに。ということで、帰ってからさっそく観た。


買わなきゃよかった・・・。


この作品は日本では未公開のTVムービーらしく、原題は「HORNET」。これが「激痛〜」の邦題となったわけだ。殺人蜂なのに激痛だけじゃすまないだろうとつっこみを入れたくなるが、そこはB級。観てみたら、実は「激痛」の方がぴったりあっていた。むしろ、「殺人蜂」がいらなかったと思う。ある町にアフリカミツバチの大群がきて、ある家族が襲われました、というお昼のワイドショーの再現ドラマのようなお話。ミツバチの映像はどんな風に撮ったのか、それだけはすごい。人間ドラマの方はというと、そちらはいまいち。有名俳優は「炎のランナー」のデニス・クリストファーが特別出演といった感じの出演で、放浪のハチの専門家(?)で出ているが、本筋には関わらない。劇中、農務省の担当官が果樹園にハチのトラップを仕掛けていたのが、この手の映画としてはリアルで細かく、ちょっと珍しい気がした。ロケ地は果樹園やトウモロコシ畑などで、チラッと農業用水路が映っていたり、養蜂業やそれに関連する産業の規模などが説明されたりして、農業の目から見ると興味深い場面もあった。意外な収穫。
さて、「誘う女」は一度観たことがあるので、安心してキッドマンの悪女ぶりを観ようと思う。