Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

「愛を読むひと」

ベルンハルト・シュリンクの『朗読者』が映画化されるとは知ってたが、この夏公開というのは、先ほど知った。原題"The Reader"が、邦題「愛を読むひと」になったようだ。内容を考えたら、確かにそうなのかもしれないが、ただの恋物語じゃない硬派な内容もあるわけで、ちょっと甘い感じの漂う邦題になってしまって、ちょっと残念と思うのである。
主演のケイト・ウィンスレットは、予告編を見た限りでは、かなり原作に近い感じ。ウィンスレット自身、この原作を受けて感銘を受けたようだ。ウィンスレットといえば、「タイタニック」のイメージが強かったのだが、「レボリューショナリー・ロード」といい、このところ、もっとも気になる女優。どちらでも賞をとっているし、ぜひ見たい二作品だ。