Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

町にクラシックが来た

昨晩は、町民センターに室内楽が来るというので、嫁さんと行ってきた。コンサートがあるのは知ってた。でもどちらかというとJazzというかFusion(古い!)な夫婦なので、チケットを買うほどの興味はなく、直前に知り合いから2枚もらったのでせっかくだからのと行ってきたのだった。
やっぱり生の楽器の音はいい。それだけでも耳に新鮮だ。でも、演奏者は一流らしいが、いかんせん知識がないのでその価値がわからない。全三曲のうち、弦楽器だけの1曲目であろうことか爆睡してしまった。始まって10分も経たないうちだ。ピアノやトランペットが加わった2曲目以降は復活したが、やはり肌に合わないことを実感。所有のクラシックCDといえば、ガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」「巴里のアメリカ人」「ボギーとベス」、ラベルの「ボレロ」といったところ。どう表現していいのかわからないが、どうも「はっきり」したのが好みらしい。
町といっても村のような我が町は、演歌歌手だとすぐにチケットが売り切れるようなところ。クラシックは本当に美しいと思うが、かなり背伸びしすぎた感がぬぐいきれない。何がだめという決めつけはよくないが、感性を問われるものは、自然のまま感じてよしと思えるものがいい。それぞれが好きなものを好きといえばいいだけ、そう思った。農業も同じこと。農業者がいいと思えなければ、いいものは育たない。農業を心からいいと思えることだ。