Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

久しぶりのプリンター購入

 プリンターを買ったのは5年ぶり。今まで使ってたEPSONのプリンターが壊れたのだ。何回インククリーニングしてもインクがかすれる。どうもヘッドに問題がありそうだ。古い機種なので新しいインクで試すのももったいないと思い、新しいのを買うことにした。通常印刷するのはモノクロの文書がほとんどなので、以前に一万円で購入した中古のレーザープリンターで間に合うのだが、さすがに年賀状ぐらいはカラーで刷りたい。年々友人たちからの年賀状の画質がよくなり、ちょっとだけ悔しい思いをしたことも影響している。

 購入したのはHPのDeskjet6840。有線・無線LAN対応で基本的には4色機だが、フォトインクやグレーインク(オプション)に交換することで高画質で6色カラーやモノクロ写真が印刷できる。自動両面印刷はオプション。CanonのiP4100R(LAN対応、自動両面、CDダイレクト印刷)とどちらにしようか非常に迷ったのだが、インクタンクがヘッド一体型であること、定評ある顔料黒インクの文字印刷のきれいさ・速さ、価格の安さ(実売約2万円)で6840にした。フォトインクや自動両面ユニットを買うことになると、価格的にはiP4100Rがお得なのだが、大量の両面印刷はしない、CD印刷も必要ないので6840を買ってしまった。どうしてだか売れてる商品を(結果的に)選ばない、夢男の性格がここでも出てしまった。

 まだ文書の印刷しか試してないが、印刷品質、印刷速度とも所有のレーザープリンターに劣らないと思う。文字の黒さがくっきり。動作音も気にならない程度。デザインも他のプリンターと比較したら地味だが、HPお得意の前面給紙でプリンター上のスペースを有効に使えそう。インクコストが大きいことという評価があるが、ヘッドが定期的に新しくなるので、自分の印刷頻度を考えると欠点とは思えない。そうそう買い換えないのでメンテナンスが楽なことは大きなメリットだ。印刷時の用紙サイズ、種類の自動認識機能やプリンター本体にキャンセルボタンが付くのは初めての体験なので、非常に便利に感じた。ドライバーのインストール時の無線LANの設定も簡単。すでにLANが導入されていれば、すぐに使える。人物の写真印刷では、サンプルを見る限り自然な肌色に表現されているのも好感が持てる。

 残念な点は、電源の自動ON・OFFができないこと(iP4100Rにはある)。電源の入れっぱなしはなんか気が引ける。説明書がわかりづらい(海外メーカーだからしょうがないか)。それ以外は非常に満足。

 この低価格でこの性能は非常にコストパフォーマンスが良いと思う。なんで売れないのかな。でも、性能を考えるとiP4100Rもバランスがいい魅力的な機種だ。某掲示板によるとiP4100Rの無線LANユニットが新潟で作られていて、地震の影響で生産数が少なくなり、結果的に手に入りづらくなっているらしい。せっかくにいい製品なのに。

 だから、いまこそ6840がおすすめ! iP4100Rを買えないそこのあなた! いかがですか。