Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

「とてもいい映画ノート」はじめる

妻からもらった国立西洋美術館のお土産、パリ・ポンピドゥセンター「キュビスム展」の手帳なんだが、とてもいい感じなので、雑多のことを書くのにはとてももったいなくて温存してた。ちょうどApple TVで映画を観たばかりなので、「とてもいい映画ノート」を書き始めることにする。
超漢字日記はとても順調で、三日坊主の俺にしてはとてもうまく行ってる。なので、そこに感想を書いたらいいのでは、とも思うが、最近アナログ指向な感じではあるので手書きにしたのだ。数年前の映画ノートは書き上げたのでたぶんいけると思う。但し、今回はいい映画限定版とする。

昔のPCの話を楽しむ

 『電脳情報』(ビレッジセンター出版局)届く。山形浩生氏がネットの過去記事で絶賛していたので読んでみたくなった。ネットで探しまくってなんとか手に入れた。
 その本の中で「おひとよしのリンゴ」「FMVへの長い道のり」という記事かある。これなんて、95年当時の大手メーカーの状況をこれでもかとおもしろおかしい裏話満載。よくある当事者の回顧録みたいなものは大人の事情だろうが、まじめできれいすぎて面白さに関しては半減だわ。あの頃のパソコンの話はたまらなく面白い。

すっきりとしたことと、これからまたコンピュータを楽しむこと

 昨日は超漢字仮想環境の復旧にかかりきりになってしまった一日。過去のデータが無くなってしまったのだが、ある意味、すっきりしたところで新たな気持ちでスタートできるかもと思い直した。
 考えてみると最近の自分のPCの使い方は、仕事が忙しいと言ってほぼ事務機器としての使い方(あるいはスマホ的)であって、かつてのような楽しんで何かを生み出せるような気持ちになる使い方はしていないことにいまさらながら気づいた。
 最近の興味は、現在に至るパソコンの歴史などで、その発展過程とともにハイパーテキストなど思考の道具としてのコンピュータにとても惹かれているのだ。
 例えば『HYPER Text & HYPER Media コンピュータ科学のニュー・パラダイム』(HBJ出版局)には、ハイパーテキストの歴史とその未来が書かれていてとても楽しめた。
WWWで実現されたハイパーテキストの世界に生きている現在の私たちからすると、この本で紹介されているHyperCardを例とした応用例は技術的には古いが、当事読んだら今以上にわくわくしたはずなのだ。
 そんな感じでこれからのコンピュータとの関わりを見直すことによって、仕事である農業、あるいは人生をより良いものにしていきたい感じ、と言ってみる。