Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

ちょっと冬に戻る

昨日の夜から雪が降りだして30センチほど屋根に積もった。まだ農道に雪があり、昨日までにあとほんのちょっとで下の砂利が出るぐらいにまでなくなったのにこれじゃ元通りだ。ハウスの作業まであとちょっとという感じで、資材の発注や準備やら。
まあ、ハウスの仕事も急ぐ感じではないので、音楽を聴いたり映画を観ながら、直売所の総会資料を作り始める。ことしはキュウリ組合や自治会の会計を頼まれているので、事務仕事が増えそう。上手く書類を処理できるように何か考えなくては。
そういえば、日曜洋画劇場が4月の番組改編で終わるってTwitterで話題になってた。日曜洋画劇場といえば淀川さん。淀川さんの日曜洋画劇場での解説を集めたDVDを持っている。

日曜洋画劇場 40周年記念 淀川長治の名画解説 [DVD]

日曜洋画劇場 40周年記念 淀川長治の名画解説 [DVD]

このDVDの貴重なとこは、洋画劇場で放送した映画の放送日とタイトルリストがついているのだ!! あの感動したピーター・セラーズの「チャンス」を放送したのは1982年の10月24日ということがわかる。まあ、わかったところでどうってこともないのだがw

農閑期の映画・その2 〜 「雨に唄えば」

雨に唄えば
DVD(初見)、☆4

雨に唄えば 製作60周年記念リマスター版 [Blu-ray]

昨日、あまりにも有名な映画をようやく観ました。誰でも知ってるあの曲の映画なのに内容は全くといいほど知らなくて、現在公開のミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」を観る前には観とこうと思って。「雨に唄えば」のスチールはモノクロで見ることが多くてそのイメージが抜けなくて、実は切ない恋愛ものなのかと思っていたら大間違い。実際に映画を見たらその原色に圧倒されました。サイレントからトーキーに移ろうとしているハリウッドの映画製作の裏舞台を三人の映画に関わる若者を主人公に描いた映画。映画を愛する人たちのための映画。映画賛歌。このひとことに尽きますね。

ドン役のジーン・ケリーは既にフランスのミュージカル映画ロシュフォールの恋人たち」でそのすばらしさは知っていたのだけれども、この「雨に唄えば」を見なくては始まらないわけで、ここから十数年経った「ロシュフォール…」の歌と踊りは全く衰えていなかったということがわかりました。彼はスタントマンを使わなかった俳優だとか。事実、この「雨に唄えば」でもそれらしいエピソードが描かれています。
もう一人忘れてならない俳優がキャシー役のデビー・レイノルズ。下積みの女優役で悪声の女優の吹き替えで注目される役がとてもかわいらしい。”Dreaming of You”のなんとプリティなこと♪ 昨年亡くなったのだけれども、同じく亡くなったキャリー・フィッシャーの実の母です。

雨に唄えば」のシーンはキャシーと別れて家に帰る途中、土砂降りの中で濡れるのもかまわず歌い踊るあのシーン。いろんな場面でパロディされる有名すぎるシーン。すばらしい!! でも僕はこの映画の好きな場面は、ドンとキャシーが誰もいない撮影スタジオで歌って恋を語る"You Were Meant For Me"かな。スタジオの偽物の夕焼け空の美しさ。カメラが引いたときのスケール感。スタジオは巨大なんだ! オープニングの黄色いレインコートの三人が歌うテンポの速い「雨に唄えば」もいいですなあ。

映画自体は今から見るととても古くさく、ストーリーも使い古された感じで、時代遅れで陳腐な感じなのだけど、当時は当然斬新だったわけだよね。でも、今、見てもとても楽しい映画。とにかく劇中、歌や踊りをやってる人たち、映画を作っている人たちが楽しそう。なんといってもこの映画の作り手達の映画への愛があふれてる。同じ映画への愛ということでは、方向が違うけど「ニューシネマパラダイス」に匹敵しますね。というか、そんなふうに比較していいのだろうかww。

間違いなく、僕のミュージカル映画、暫定ベスト5に入る(入れなくてはもぐりか)作品なのは間違いないです!!

映画として、あるいは映画以上に価値あるものが『雨に唄えば』にはある(JKI)(『死ぬまでに観たい映画1001本』より)

娘の卒業式とiPhone機種変

一昨日は次女の卒業式。今回は初めて夫婦で参加。僕は子供の高校の卒業式に出るのは初めてでちょっと緊張する。う〜ん、なかなかよかった。「自分を信じること」という校長先生の言葉が印象に残ったね。今の子たちは自分自身を卑下することが多いのだそうだ。自分を信じて自分を励ますこと、それは必要だね。ついでにそれは僕にも言い聞かせたよ。ちなみに校長先生も自分自身を励ましてるって(笑)
祝賀会はいつも会議でお世話になっていた先生を一回りして、子供のお世話になったお礼と、ずっと先生と話したかったいかに農業高校が農業の希望か、いや未来であるかを伝えることができて、僕的にも意義のある時間となった。混沌している農業という産業だから、それを学ぶ子供たちには農業の価値を感じて欲しい。それがそこら中にあるのが高校の農業教育の現場だ。卒業した子供たちはどんな道に進んでも、きっといずれその意味を深く感じることができるだろうね。

そして昨日は、前日の卒業式疲れでバテバテの中、嫁さんと長女のiPhone を機種変しにショップへ行った。3年ぐらい使ったそれぞれの5C、5Sのバッテリーがヘタって、メモリもパンパンだしで新しくすることにしたのだ。最新の7はヘッドフォン端子が廃止だとか、充電しながら音楽聴けないとかでパス。で、旧機種の6Sねらいだったのだけどもう在庫は少ないらしく、auのショップでは選びようがなかった。メモリーとカラバリがもういろいろと選べない。売れ残りのみなんだね。で、量販店に行ったら2台だけ残っているという。何とかメモリも倍増を果たす。ホットしたのもつかの間、移行がかなり苦労した。僕がAndroidな人ということで勝手がわからないのと、OSのバージョンが古い6Sにバックアップから新しいOSのデータを復元させるわけだけど、バージョンアップしないとダメだ。そもそも、やつらはiTunesのアプリでバックアップなんか取ったことがない! ほんと今のスマホとか、基本はPCの知識なのだからいろいろと勉強して欲しいのだけど、そんな気はさらさらない! ショップでもiPhoneのデータは移行してくれないので、家庭内サポートの担当というか、作業員の僕が、いろいろとネットの情報を調べながら一晩かかってようやく今日になって移行できた。以前、失敗したLINEの移行など気を使って本当に疲れたよ。*1アップル製品好きなのだけれども、iPhoneはどうもウマが合わなくて使ったことがない。Newton、Windows Mobile、初期のAndroidWindows Phone、現在AndroidといろんなOSを使ってきた僕なのだけど。けど、そうも言ってられない感じかとも思う今日この頃なのだ。

*1:数年前に長女のAndroid、バージョンが古かったこと、メールを登録してなかったことですべてのデータの移行を失敗してしまったのだ。すまぬ。