Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

かつて火星に水があった!?

NASAが「重大発表」 火星に水の証拠発見か

 昨日、asahi.com のこの記事を見て、どんな重大発見かと期待いっぱいでベッドに入った。火星探査車スピリットが到着してから、夢男はずっと火星探査の進行状況をチェックしていたのだ。SF小説や映画も含めて、けっこう宇宙ものは興味があるのだ。地球から火星の様子がわかるなんて、何てすごい技術だ。それも小学生の時、図書館で見たバイキング1・2号が撮った火星の写真とは全く違い、すごく鮮明だ。それが今やインターネットで自宅でも見られるというのも、それ以上の技術の進歩を感じさせる。とにかく、火星からは目が離せない、今日この頃だったのだ。
 そして今日、

NASA「火星は生物生存に適した」 かつて大量の水

 とうとう、火星に水があったということは今回の発見で証明された。やっぱりあったのか、と思う反面、これからどうなるのか、という漠然とした不安が頭をよぎった。水が存在したという痕跡が発見されたということで今後は、かつて生物が存在したかどうか、現在も微生物などが存在するかどうか、が調べられることになるのだろうか。まあ、広い宇宙だから他の星にも生物はいるはず(と夢男は思っている)だが、本当にいるとすれば、ある意味それもとても怖いことだとも思う。
 SF小説や映画の中では、宇宙人の地球への侵略はよくあることだ。でも、火星人が攻めてくるとは思えないので、現実にはマイケル・クライトンアンドロメダ病原体』で描かれたことが起こりうるのではと思っている。ましてや現在、地球ではBSE、SARS、鳥インフルエンザなどが地球上の家畜や鳥、さらには人間をを脅かしている。これらの解決も難しいのに、この上、宇宙からの未知の病原体が蔓延したら・・・。想像しただけで怖くなる。
 夢男は職業柄、病気の蔓延で作物の収穫が激減した経験は何度かある。あっという間にキュウリに病斑が増え、枯れていくのを見て、人間の力の及ばないことを感じた。広がってからは、何をしてもだめなのである。病気の拡大防止は、夢男は身にしみて感じているのだ。そういうわけで、生産しているものは違うが、最近の鳥インフルエンザ蔓延は他人事ではないと思った。
 夢男は火星の件を「深読み」し過ぎでしょうか?