Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

今年見た劇場映画のこと

今年は映画がとても面白かった。いや、映画はいつも面白いのだけど公開される映画が待ちに待った懐かしの映画続編だったり、新たな世界を開いてくれる映画が目白押しだから。
そんな中で今年劇場で見た映画の感想など。

スター・ウォーズ/フォースの覚醒

イオンシネマ(初見。吹替版)、☆4


「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」予告編

僕のリアルなスターウォーズ体験は、中三の時のエピソード6「ジェダイの復讐」なんです。今は「ジェダイの帰還」となっているようなんですが、レイア姫の金属ビキニに悩殺されたこと、ラストの音楽が「イォークセレブレーション」からエンディングクレジットがとてもいい感じで、どうしても「復讐」にこだわりたい!
で「フォースの覚醒」なんですが、ネタバレしたくないので色々と書けないのですけど、かなり良かったです。何と言っても主役の若者たちがとてもいい。新時代のスターウォーズでした。でも、僕たちオールドSWファンは、おなじみのキャラに会うことがとても楽しみでした。ミレミアム・ファルコン号の登場。続くハン・ソロ、チューバッカに会えて思わず涙が出ました。やっぱり、これがスターウォーズです!それなのに☆が5でないのはなぜか。それはラストがTVドラマみたいだったから。次週に続くといった感じがどうもね。完結しつつ、続くという感じであって欲しかったです。まあ、次も楽しみなんですが。

007 スペクター

ムービーオン(初見)、☆4(ダニエルのボンドは初めてだけど、)


12/4(金)公開『007 スペクター』予告編第3弾

ダニエルのボンドはこの作品が初見。ティモシーのボンドも避けてたし、シリアスなボンドはボンドじゃないということで、ダニエルの全3作も未見でした。オールドファンも楽しめるという噂だけで、今回、予備知識なしで劇場へ。そしたらね、ショーン・コネリーロジャー・ムーアが復活したようなボンドじゃないですかっ!銃口オープニングもちょっといやらしいタイトルクレジットのモデルのシルエットダンスも復活!曲は今をときめくサム・スミスではないですか!劇中のボンドは女たらしっぽいし、007はやっぱりこうでなくちゃ。ヒロインもクールで美人だし。あ、モニカ・ベルッチの出番が少なくてとても残念ではありました(笑)

ジュラシック・ワールド

イオンシネマ(初見。3D上映)、☆2


映画『ジュラシック・ワールド』第1弾日本版予告編

大船オデオン座で映画の日に暇つぶしに入った「ジュラシック・パーク」。主演のサム・ニールはお気に入りの俳優。あのドキドキ感が忘れられません。そして鳴り物入りで公開された第4作目。・・・最悪です。途中、寝てしまいました。CGに頼りすぎて物語がないっ!ロマンがないっ!初めての3D体験だったのですが、いらないね、3D。普通でいいじゃない。だって、3Dだとなんだかジオラマを見てるみたいな感覚だったよ。「アラビアのロレンス」や「ラストエンペラー」が3Dなくてもスケール感が半端ないように映画は中身が大事なのであることを痛感。入場料がもったいなかった・・。

マッドマックス 怒りのデス・ロード

イオンシネマ(初見)、☆5


映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』予告2【HD】2015年6月20日公開

中一で「マッドマックス2」を見た時、衝撃を受けました。これぞ、近未来を描いた映画だと。メル・ギブソンの演技はこの作品が演技の頂点だと思います、彼には悪いけど(笑)。で、第3作目「サンダードーム」はスルーしたので、お久しぶりのマックス映画鑑賞。ギブソンは卒業だそうで、今回はトム・ハーディがマックス。ヒロインはシャーリーズ・セロン。とても好きな女優さんです。体当たり演技です。素敵です!物語も未来世界の造形も最高でした!「マッドマックス2」の正しい進化です。


上記4作品に共通するキーワードは「継承」と「若さ」。素晴らしい物語と登場人物はファンはいつまでも忘れないものです。でも、老いは俳優もスタッフも逃れられない。もちろんファンも。でも、新しい若い俳優やスタッフで物語に含有する精神を継承してくれるのならとても素晴らしいことです。時には期待外れということもあるでしょう。でも、僕たちファンはそれもまた楽しみなのです。映画万歳!

スウェーデン語がとても好きになってしまったのだ・・

ストックホルムでワルツを

AppleTV(初見)、☆4

ストックホルムでワルツを [DVD]

とても素敵な映画を見、音楽を聴いた。

スウェーデンの俳優・歌手のEdda Magnasonが、同業の先輩と言ってもいい"Nonica Z" Monica Zetterlundの半生を演じた映画とそのオリジナルサウンドアルバム。映画もサントラも全編、ジャズで満ち溢れてる。アーティストの伝記映画といってしまえばそうなのだが、この映画はそれだけでは終わらない。北欧が素敵なのだ。60年代のスウェーデンの生活、風俗がとても素敵!いわゆる北欧家具に囲まれた生活。車は普通にサーブだし(笑)

恥ずかしながらこの映画の主人公モニカも、彼女を演じてるエッダも初めて。モニカといえばベルッチしか知らないぐらいなのに(笑)でも、映画が始まった瞬間からグッと引き込まれる。母親として苦労しながらも、また音楽を愛するがゆえに成功しつつも不幸になるモニカの生き方だけれどもいつの間にか共感してる自分がいるのだ。

劇中、ジャズを母国語のスウェーデン語で歌いたい、という話が出てくる。で、モニカは母国語でのジャズで有名になっていくのだけど、そのスウェーデン語ジャズスタンダードがこれでもかというぐらい魅力いっぱいなのだ。英語の歌詞よりも情感が伝わる気がする。ブラジル音楽をポルトガル語で聞かないと伝わらないものと共通と言ったらいいのか・・

何と言ってもエバンスの”Waltz for Debby”をスウェーデン語で歌った”Monicas vals(モニカのワルツ)”が最高。オリジナルにも負けないテイクではないだろうか。トゥーツ・シールマンスの”ブルーセット”が”Bedårande sommarvals”として歌詞付きで歌われたりして、シールマンスのファンの私としてはブラボー!! デイブ・ブルーベックの”Take Five”が"I New York(イ・ニューヨーク)"だなんてたまらない!

映画は"Monica Z - Svit ur filmen"というインストルメンタル曲で終わる。この余韻がどうしようもないぐらいいいのだ。北欧の針葉樹の森と湖と山々。その中に消えていきそうな、いや消えてしまいたいと思う自分がいた。


追記:
この映画のモニカとその両親、また娘との関係。家族の描き方がとてもいい。なんというか、くどい演出じゃなくともうまく気持ちが伝わって来る。いや、こちらの見方がそうだからか。ともかく、家族愛の映画でもある。

Monica Z-Musiken Fran Filmen

Monica Z-Musiken Fran Filmen

久しぶりに液晶モニターを買い替えたり。

先日、Mac MiniOS X El Capitanにアップグレードした。昔のMacintosh時代からするともう機能については十分過ぎて、わざわざバージョンアップしなくてもいいのだが、タダでやってくれるとすればやらないってことはない。アップグレードはパソコンなどの機器好きにとっては善なのだ!正義なのだ!今使ってるMiniが対応するうちはアップするでしょう。使えなくならない限りはね。

そんで、OSをアップした当初は全く問題が無かったのだが、ある時から起動するとiTunesのある曲が再生される。毎回同じ曲なのだ。同時にWebブラウザのSafariのウインドウが開いてなんだか読めない文字も表示されて、ついでにFinderのフォルダも開かれた状態になる。う~む。どうも、ウイルスかマルウェアの仕業っぽい。TimeMachineでHDをちょっと前の状態に戻してもそうなる。いつからそうなのか。気持ち悪い。システムがらみかと疑って、OSだけを新しくインストールしてみる。すると、なんだか液晶モニターの上下が黒く切れる。このLGの25.5インチのモニターの解像度は1920×1200。どうも1920×1080の表示になってるようだ。モニター設定を変えてみてもどうにもならない。メニューバーが表示されてないので操作ができない。お手上げ。最初からHDをまっさらにしてインストールしたら大丈夫かもとやってみても結果は同じ。結論。このモニターはEl Capitanに対応してないってことだ。さてどうする。モニターを買うか。と困ったと思いつつ、ときめく。うふっ♪ おひさしぶり♪

先月の『Macfan 12月号』を読んで研究したところ、これからはiMac液晶モニターは4Kとか5Kが主流らしい。こんな高解像度の液晶モニターが標準というのはとてもお買い得である。しかしそれはそのクラスの液晶モニターを買ったことに対しての比較である。そんな高性能のiMacは泣けることにとてもいい値段でもある。当然、液晶モニター単体の購入を考えるしかない。久しぶりなので知識が全くない。ネットであちこち調べる。どうも、今のモニターはIPS液晶パネルが低価格になって普通らしい。では、どれを買うか。

1) 25.5インチのモニターは、A4サイズの文書が実際の大きさよりちょっとだけ小さいぐらいで文字の表示がちょうどよかった。が、モニターの筐体がちょっと大きい感じもあった。
2) モニターは消耗品と考えるとそんなにがんばんなくてもよい。品質が良ければ安いものでよい。
3) Macの買い替え時の候補はiMacがお得なので、きっとその中から買うことになるでしょう。なので、つなぎとしてののモニターでよい。

ってことで選んだのが下の液晶モニターふるさと納税でも人気のiiyama社製。

25.5から23インチとなって少し小さくなったのだけど、IPS液晶は以前のTN方式と比べてとても発色もよく、視野角も広い。きれいでギラギラしない感じ。1080ドットで画面の高さが小さくなったから表示する書類の下が切れることになるけど。技術の向上でベゼルもとても薄く、設置しての圧迫感は全くない。軽いし薄いしで設置も簡単。満足である。老眼が進んでいる疑いもあり、目に優しいのがとてもうれしい。安いからマルチディスプレイ用にもう一台買ってもいいぐらい。そんなのはいらないけどね(笑)