Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

"ときめき"と懸念

あの有名なときめき片付けの「こんまり」、今は3児の母らしく、家は散らかってる、みたいな発言があって、ファンたちは大騒ぎだとか。そりゃ子育てしてれば、そうはいかない時期もあるよね。

4人の子供がいなくなった結婚最初の年以来の、農閑期である。ここに来て再び「TRON(トロン)」趣味に”ときめいて”、俺はそれ絡みのいろいろが増殖しつつある。ここでは書けない。呑まないと書けない(苦笑。トロンとは、それぞれwikiで調べてもらうこととする。で、関連してかつて騒がれた漢字の文字コードについての本を読みあさってる。こうした情報系の古書は捨て値なのだ。でもね、なんか農業技術にも通じることがあるような気がして、とても気になるのだ。今の農業界隈のスマート農業への盲信も同じ空気ではないか。

今はユニコードがスタンダードだから、文字化けとか、外字に頼らず表示できない漢字も少なくなっていているとは思う。でも、古い漢字文字コードに関する本を読んでいると、きっと本質的なことが不十分な対症療法的ではないかと思うのだ。スマート農業も同じなのだ。かつて、人力作業から化学農薬、化学肥料を使った近代の機械化農業の頃は、戦後間もない食糧増産の頃だし、これからの未来があったのだけど、今はそれとは違う。近代の農業の機械化と、今のスマート農業は同じ農業革新とは言っていけないという感じがする。スマート農業に取り組まないと予算が出ないのかも。農業高校も農業系の大学も謳うし、話題になるのはスマート農業のプロジェクトばかりな気がする。どうかな…。
この金銭的格差、世代間格差のある世の中で学ぶ若い人たちは、大昔から変わらない農業の本質をどうとらえているのか。それはとても気になる。

スマート農業はそれを維持するのに莫大なエネルギーと費用がかかるのだろうな、と懸念しつつ、20から50年ほどばかり前の昔のこと書いた本ばかり読んでいる、28年ぶりに自由な農閑期で ”ぐうたらすぎるにもほどがある” ぐらいの今の僕は、ビー・ジーズの「愛はきらめきの中に」*1を聴きながらこれを書いているのである。


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*1:"きらめき"を"ときめき"と勘違いしてて、オチなかった。惜しい!!!www