今朝の一枚。
Mac mini(mid 2011)には、もともと入っているHDDの他にもう一台2.5インチ厚のストレージを搭載できるフレームが入っている。ネットの情報を参考に自分のMac miniの上段と下段のどちらが空いているか調べたら、空いているのは上段だった。Mac miniは底蓋を開けて内部にアクセスするから、上段のは全部バラさないと取り付けられない。よくよく考えて、下段の元のHDDは残したまま上段にSSDを増設することにした。念のため、今まで使っていたシステムをしばらくそのままにしておくこと、もし、このHDDが壊れたとしても下段のHDDを交換するのは比較的簡単そうだし、今度は全部バラす必要はない。
ということで、まずAmazonから上段ベイ用の接続ケーブルと分解用のツールを取り寄せた。確か以前調べたときは結構するなと思ったのだが、今は中国製の1,000円ぐらいのが沢山ある。きっと大丈夫、ダメ元だとちゃっちゃと適当に注文した。次の日届いたのでさっそく作業開始。写真と違って別な製品のツールも入ってた。追加のドライブ用の4つあるはずのパッキンも一つ足りないし。おおらかというか、いい加減!ネットの情報で、付属のチープなツールでネジ山を壊してはいけないと思い、トルクスドライバーだけはいいのを準備した。
作業はここのサイトを参考にした。ありがたい。
1) 裏蓋を開けてノートPCでサイトを見ながら慎重に分解。(詳細は上記サイト参照)
2) 空きベイにSSD取り付け。
3) 起動してSDDを初期化*1。ディスクユーティリティで元の起動ディスクからSSDにシステムを復元しようとするが途中で失敗。なぜかできなかった。
4) AppleのWebサポート経由でAppStoreからHigh Sierraをダウンロード。
5) インストーラーからSSDにインストール。
6) 再起動Option-Command-Rキー長押しで、地球が回り出したらキーを放す。
7) インストーラー → ディスクユーティリティ → SSDを初期化(Apple拡張APFS)*2
8) インストール後、元の起動ディスクからアプリ等転送。
分解、取付、復元の時間はだいたい2時間ぐらい。掃除しながら慎重に分解したからこれぐらいかかったけど、それも写真付きの手順サイトがあったからこそ、失敗もすることなく予想よりも簡単にできた。今度やる機会があれば、もっと早くできると思う。
今回は分解とかの機械的な作業でなく、ソフトウェアのほうで手間がかかってしまった。起動ディスクの再構築に思ったより時間がかかってしまったのは、どうしてなのかはわからない。
NASにTimeMachineでバックアップしてたので、そこから復元したら朝にはできてた。夜中寝る前に終了まで12時間とか表示されてたから、出来上がるのは明日のお昼頃かと思ってたけど、意外に早く終わったのはSSDへの移行だからか。
お楽しみのベンチマーク。早いわ。この測定ではHDDの7倍ぐらい。まず、電源を入れてから各アプリ等が使えるようになるまでにこれまでは7,8分かかっていたのではないかな。最後のOneDriveの同期が終わるまで今は1分ぐらいかも。素晴らしい!カリカリ音もしないから静かだし。適当にいじってみてもレインボーカーソルを見なくなった。
今回準備した部品とツールは以下のもの。
Mac Mini Serverディスクマウント上段ベイ用 SSD HDD 増設ケーブル補助キット Mac mini A1347 mac SSD増設用 ドライバー トルクス 六角レンチ ヘラ 工具付
- 出版社/メーカー: Kingsdun tools
- メディア: エレクトロニクス
ベッセル(VESSEL) パワーグリップ トルクスドライバー 5400TX T6X80
- メディア: Tools & Hardware
ベッセル(VESSEL) パワーグリップ トルクスドライバー 5400TX T8HX80
- メディア: Tools & Hardware
「 CSSD-S6B05GMG4VT」という型番なんだけど、Amazonからここに載せ方がわからないのでシリーズのを。
CFD販売 CSSD-S6B480CG3VX CFD CG3VX シリーズ SATA接続 SSD 480GB
- 発売日: 2018/05/02
- メディア: Personal Computers
総額1万円いかないね。数年前だったら何万もかかっただろう。確か、そんなにお金をかけるのだったら本体を買い換えようと思っていたことを思い出した。本体を変えないで使い続けようとしていることに愕然(苦笑)
でも、ま、いいか。