Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

今日のこと。『文藝 2020 春号』のこと。

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KODAK UltraMax 400, KODAK Retina lllc, 補正済
雨ばかりなので写真が撮れない。同じような風景だから例の11月のフィルム写真をあげとく。

今朝、少しだけ雪が降ったけどすぐに消える。暖かいんだな。それもあるのかどうか、どういうわけか今年は布団の掛け物が少なくても平気なことに気がついた。年取ってきたから寒いはずなのに、昨日なんて1枚余計に掛けたら、逆に寝苦しくて夜中に起きてしまった。その時、夢で誰かが僕の布団の上にまたがってて、それがとても重くて自分でも分かるぐらい唸ってて起きたのだ。そのせいか、何だか眠いや。

お昼前にキュウリ組合の役員会に行って今シーズンの出荷反省会の段取りを決める。役員の人たちとは久しぶりに会ったのでお互い近況報告。やっぱり雪の少ない話は出るわな。まさに今シーズンの時節の挨拶だ。その人のスキー場のバイトもないらしい。雪国の暖冬は越冬野菜の凍結も招くし、田舎泣かせだね。


文藝 2020年春季号

文藝 2020年春季号

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2020/01/07
  • メディア: 雑誌

それにしても『文藝 2020 春号』の面白さは半端ない。最近は近代の日本・中国の近代史関係をよく読むので、それがSFと融合ときたらたまらない。

ケン・リュウの『宇宙の春』は抽象的で難しかったけど、登場するこの駅の写真を見れば、そんなことはすうっと氷解する。
ja.wikipedia.org

佐藤究『ツォンパントリ』。孫文が主人公。史実のもしかしたらの裏側から見た世界。

王谷晶『移民の味』。未来ギョウザはやっぱり旨いのだ。おじさんは未知の世界に足を踏み入れたのかも。

閻連科『村長が死んだ』。既読の『年月日』とは違う味わいの中国農村のお話。横溝正史金田一シリーズを連想してしまったぐらい。

あとはこれから。