Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

こたつで思ういろいろ

全国的に影響を及ぼしている寒波。うちも例外ではない。昨日は何週間ぶりかのハウスの除雪。雨続きでざらめ状になったところへのパウダースノーの大雪。深い雪の割には重さがないので機械には負担がかからない。ところが、吹く風はかなり強く、自分が飛ばす雪ばかりではなく、粉雪ゆえに積もった雪まで白い風となって飛んでくる。顔中、ぐちゃぐちゃ。濡れた防寒着と手袋は凍ってくる。前は見えないし寒い。途中、熱いコーヒーを飲みに家に戻る。しばらく暖まって、風が収まったところで作業再開。あまりに風が強くて無理をすると元も子もないので、全部をひと周りして終了。シーズンにそう何回もない荒れ模様の中の除雪作業。昨日とは打って変わった今日の天気。なんと平和な除雪作業。ハウスの側面にさえ近づかなければ、何の問題もない。2、3日で昨日の大雪の分は処理できるだろう。
こたつで一日中帳簿入力をしながら、夜は映画鑑賞がパターンとなった昨日までの数日。なんだか「こたつの主」になったようだ。嫁さんが向かい側でVAIOノートに向かっていたりする。そんな状況を冷静に考えるとちょっと変な夫婦。とはいえ、うちの農閑期はこんなものだ。
青色申告の入力作業は折り返し地点。科目といい、摘要といい、入力内容は毎年そうは変わらない。消費税の計算が必要になってこの会計ソフト(やるぞ!青色申告2005)を導入して丸5年。まあまあの操作性なのだが、入力途中に勘定科目(この場合はさらにその下の補助科目のこと。家計費との案分割合の設定の際、基準になる)を追加したい場合、いらいらするぐらい面倒で、それだけは不満が残る。すべての帳簿画面を保存、閉じて、ソフトの最初のメニュー画面に戻り、設定のメニューからウインドウを一つずつをたどらないと設定できないので、調子よく、ガンガン入力しているときには、なんかやる気に水を差された感じになってしまう。途中、チェックのためにプリントするときも同様。Newバージョンもマニュアルを見た限りではインターフェースは変わりなさそう。ボタンが立体的になったぐらいか。税務署書式の青申農業決算書対応ソフトは数少ない*1ので、選択肢はそれほどないのだが、毎年これでいいや、と同じソフトを使い始めると操作性の悪さを感じてしまう。過去記事にコメントいただいて、可能性としては旧バージョン経由で2010に移行できそうだが*2、帳簿としては既にプリントしたものがあるわけで、何が何でもデータを移さなければ、というわけではない。新しいソフトを使う場合、繰越の処理と勘定科目の設定を最初からやる気になるかどうかだけ。気持ちと手間一つなのである。毎年、ソフトの使い勝手や仕分け内容で悩むところも変わらない、帳簿内容も変わらないうちの経営。なんだかな〜。

*1:一般の会計ソフトの勘定科目を農業用に変えればいいのだが、転記ミスをなくすためにも同一書式にプリントできることが望ましい

*2:ヤフオクなんかでは旧版はかなり安く手に入る