Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

そろそろ、青申入力

青申のソフトをどれにするのか、決めて入力しなくては。今、使っている「やるぞ!青色申告2005」は農業に対応しているし、何年も使って慣れているからいいのだけれども、ちょっとインターフェースが使いづらい。帳簿入力の時に、ちょこっと科目名を追加したり、計算結果をプレビューしようとしたとき、いちいちメイン画面に戻って印刷用の画面を表示してからしか印刷できない。ちょっとしたことでもそれだから、めんどくさいったらありゃしない。そんなことで試しに、農業の現場をよく知っているらしいセーブという会社が作った「らくらく青色申告農業版2009」の試用版を使ってみた。減価償却の計算方法も変わったことだし、対応したソフトを使ってみたい気もする。
さて、「らくらく〜」の感想。「やるぞ!青色申告2005」より、使いやすいかもしれない。価格は安い。科目名の副科目というか、例えば肥料費で「肥料費(農協)」「肥料費(業者1)」という風に科目自体は設定できないが、摘要欄に「肥料購入(農協)」として区別はできる。摘要別集計というのがあるので、先の例でいくと「肥料費(農協)」と「肥料費(業者1)」は、区別して集計される。科目を分けたののと同じことだ。取引数が少ない場合はこちらの方が見やすいかもしれない。メモ欄はちょっと少なめに感じるが、入力フィールドは伸ばせるようなので問題なし。当然、メモ欄は帳簿に印刷される。初年度は8400円するが、次年度からは3150円でバージョンアップできるらしい。基本的に確定申告機能はなく、いわゆる複式簿記式の会計ソフトだから毎年使えるはずなのだが、バージョンアップしてくれということは、初心者向けのサポート&今後のソフト維持のためか。まあ、今どきだからしょうがなくは思う。アマゾンだと少し安く買えるらしい。今買うとすれば、2009版を買って、ユーザー登録。申告終了後に優待価格で2010版にバージョンアップ、となるか。
これまで、農業簿記FileMakerでの自作も考えたが、ちょっとスキルも足りないし、計算結果の検証に時間をとられるのがわかりきっているので、わずかな費用だったら市販のものを使った方が少なくとも計算の信頼性は自作のものよりは確実。間違ったら、後で困るからね。いや、毎年無計画なやっつけ仕事だから、もともと無理な考えでもある。さて、「やるぞ!〜」をさらに一年使うか、「らくらく〜」にするか、もう一日考える。