Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

友人Jのおすすめ

昨年のお正月は、夢男一家は年末から東京行きで、友人JとN夫妻と一緒に都内のホテルで過ごしてた。それはそれは夢のような時間。夕食はホテルの中のレストラン。そこで素敵なステーキ(笑)を食べて、娘たちが「素敵!」といい、めずらしく家族全員の意見が一致してた中、私は友人Jと片言の日本語単語と英語単語で映画談義。そう、Jは英語がメインの人なのだ。言葉は違っても、映画の話は全世界共通。映画の原題さえわかれば、話は通じる。その中でJ・スチュアートに話題が及んだ時、Jがおすすめといったのが、以下の映画。それを今日の午後、観た。ちょっと前の記事で書いた「誘う女」などと一緒にポチッとしたのが先に届いたのだ。

ウィンチェスター銃 73 [DVD] FRT-249

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スチュアート演じるリン・マダカム。彼は訳あって、ある男を追っている。そこにからんでくるのが「ウィンチェスター銃'73」。つまり「1873年製のウィンチェスター銃」。何千丁に一丁できるかできないかという、高性能のライフル銃。射撃大会の賞品となったこの銃を最初に得たリン。ところがこの銃は人から人へと渡って行く。なぜ、リンはあの男を追って行くのか。そして、人から人へ渡る銃の運命は。
若き日のJ・スチュアートは精悍。若い時はちょっと、ニコラス・ゲイジに似てる。「ポセイドン・アドベンチャー」で知ったシェリー・ウィンタースは、「陽のあたる場所」と同様、何だかかわいらしくてびっくり。単なる昔の西部劇と思えば全くそうではなく、内容はシリアス。とはいえ、インディアンとの戦い、終盤の決闘など銃撃戦は迫力満点。カスター将軍、南北戦争、連発銃、ワイアット・アープなど想像の広がるキーワードがたくさん。若き日のロック・ハドソントニー・カーティスが出てるという。もう一回観ないとわからない。かなり楽しめました。