弟がおすすめのテリー・ギリアム監督作「バロン」を観る。原作は『ほら吹き男爵の冒険』。ミュンヒハウゼン症候群の語源となったミュンヒハウゼン男爵が主人公の物語。ファンタジーとしてみれば悪くないけど、あわなかったな、自分には。「未来世紀ブラジル」の大魔神や空飛ぶイカロス風な場面の延長というか、セットは精巧だったけどね。ただ、デビュー間もないというユマ・サーマンの「ビーナスの誕生」はすばらしく綺麗。こんなキレイな人でも年取れば「キル・ビル」になるんだね。キレイなことには変わりないけど。ロビン・ウィリアムズやスティングのちょっと出演は楽しめる。
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
- 発売日: 2009/07/03
- メディア: DVD
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久しぶりの休みだし、子供たちも冬休みに入ったということで、買物がてら、映画を観に行くことにした。嫁さんとお姉ちゃんたちは「カールじいさんの空飛ぶ家」、夢男と長男は「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE 」。ウルトラマンゼロのカードをもらえて、入場前からハイテンション。女性チームの「カール〜」はかなり良かったようで、DVDになったら夢男たちも見たほうがいいとのこと。「大怪獣バトル〜」も楽しめた。息子と最も話の合う話題でもあるから。2時間の作品であるにも関わらず、見ている間、息子は全く眠くならないどころか、興奮しまくり。ところがこっちは眠ってしまったらしい。だから、ウルトラマンレオに特訓を受けている場面の後、ウルトラマンゼロがウルトラマンベリアルと戦っているレイやウルトラセブンを助けに行くところまで、覚えていない。物語のいいところなのになんてこと! とはいえ、おもしろい映画。光の国の描写が興味深い。カプセルにはいった赤ちゃんウルトラマンや一般人ウルトラマン達。地球にきている面々は「イケメン」ウルトラマンだったのね。光の国には普通の顔したウルトラマン達がいっぱい住んでる。これまでのウルトラマン劇場映画と違って、何だかSF映画のよう。ベリアルが悪に染まるくだりなんか、「スター・ウォーズ」のダークサイドに堕ちるベイダー卿に似ているし。ゼロはルークみたいなもんだったのか。配給は松竹ではなく、ワーナーなのも驚き。 映画を観た後、盛り上がったついでに、サティのおもちゃ屋でベリアルとゼロのソフビ人形を買おうとしたら置いてない。アマゾンでも定価では売ってないよう。売れてんだね。息子とのさらなる交流のためにも、公開中の仮面ライダーWの映画も観に行こうかな。