このひと月ほど、ずっと探していた大切なものがでてきた。それはビデオカメラ用のDVDディスク。
先月の半ば、たまたま中学校と小学校が先生方の研修があるということで臨時休業となった。お姉ちゃんが中学に行ってからというもの、毎週部活部活でなかなか家族全員で出かけられる機会がない。これは幸いとばかりにまだ家族で行ったことのなかった福島の鍾乳洞、あぶくま洞へ行ったのだった。久しぶりの家族でのお出かけは食事もおいしいお店にあたったし、本当に楽しいひと時だった。たっぷりとビデオ映像や写真も撮った。
ところがだ、帰ってきて次の日、あるはずのビデオカメラ用DVDディスクが見当たらない。たしか、途中のトイレ休憩で新しいディスクと交換したはず。そこで取り出した撮影済のDVDがないのだ。そのディスクの中には、先月からの次女の陸上大会の映像がたっぷり入っている。本当に頑張っている涙物の映像だ。それがなくなったのだ。車や家の中、思い当たるところは全部探した。でもない。ということは、どこかに落としたのか。考えられるところは、高速のパーキングエリア、あぶくま洞、食事をしたレストラン。駐車場だったらどうにもならないが、それ以外だったら、もしかしてあるかも・・・。あぶくま洞の事務所に問い合わせる。・・・なかった。レストランの名前も覚えていない。でも、その隣がセブンイレブンだったのは覚えてた。インターネットで調べて、そのコンビニに電話をかける。隣のレストランの電話番号を教えてもらう。結果、レストランに問い合わせても該当のものは無し。万事休す。泣きたい気持ち。
そして10日経った今日、それは意外なところから見つかったのだった。それは長男のおもちゃ箱の中にあった。次女が遊ぼうとして見つけたのだった。おもちゃ箱の中か・・・。どおりで見つからないわけだ。なんか、ずっと詰まっていたものがとれたような感じ。思わず笑ってしまった。でかした、次女。
所有のビデオカメラはその前使ってたHi8からの買換え。当時は最新。しかし、いまやHDやメモリが主流。DVDのビデオカメラなんてほとんど見ない。保育園の行事に行ってもみんな超小型なカメラを使っている。DVDタイプは夢男のともう一人だけ。もう時代遅れなんだね。
でもね、メディアやらなんやら、どんどん小さくなるのはいいことだけど、以前より無くしやすくなったんじゃないかな、なんて自分の失敗を棚に上げ、思ってみたのだった。
