Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

キル・ビル

超大型台風と大騒ぎだったが被害はなく、過ぎ去ってしまえば、ただの雨風だった。進路によって状況が激変する台風の怖さ。被害のあった方には気の毒だが、こちらは何事も無くてほっとした。
金曜日は小学校と中学校の授業参観&通知表配布。これまで嫁さんしか行ったことのなかったのだが、同時間では夢男も行かざる得なくなった。幸い、雨で台風の吹き返しもたいしたことのなかったし、今は夕方のキュウリの収穫も少ない。安心して長女の中学校に向かったのだった。小学校と違い、同級生の親の顔はほとんどわからない。慣れない中学校へ行ったことで、こっちの方が疲れてしまった。仕事の方がずっとまし。ただ、長女と同じ小学校の同級生の顔を見ても、大人っぽくなったことが印象的だった。子供たちは大人になりつつあるのだ。
仕事も一段落となると、夜は映画が観たくなる。で、末の子が「大怪獣バトル」を見たがったので、ついでにとレンタルで『キル・ビル』を借りる。
日本語が変だの、日本刀の飛行機持ち込みがおかしいだの、タランティーノのらしくないだの、いろいろと批判もあるようだが、自分は単純におもしろかった。ソニー・千葉の「服部半蔵」、「GOGO夕張!」とか、いいじゃない、このセンス。『服部半蔵影の軍団』のファンだった夢男としてはありだと思う。冒頭から日本に行くまでの映像タッチが好みなのだが、途中の回想アニメも悪くない。料亭での大乱闘シーンは漫画を見ているみたいだが、ユマ・サーマンのジャージはあれでしょ、『死亡遊戯』のブルース・リーのイメージ。ルーシー・リューの「ヤッチマイナ!」にはぶったまげた。謎めいたラストで、当然、『キル・ビル2』も見たくなりました。