Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

露地キュウリの収穫終了

なので、今日から夜のキュウリ選別量が大幅に減り、夢男一人で1時間半ほどで終わるようになる*1。ようやく夜の自由時間が増えたということ*2。よってブログを再開する。
本日は次女の学年の学校田の稲刈り。18aほどのヒメノモチを手刈り。そしてコンバインで脱穀*3。ビニールハウスのブールシートの上で2,3日天日乾燥後、籾擦り、精米予定。総勢25人の手刈りで、ものの一時間半で終了。
春に担任の先生と相談して「無除草剤栽培」にしたのだが、これがその後の苦労の元。他方、田植え前の田んぼの水がうまく抜けずに苗を植え付ける線が見えずに、結果的に「芸術的な線」となった田植え後の稲。当然、除草機も入れない。それらの相乗効果というか、悪いことが重なったということか、しばらくしたら田んぼ一面のヒエ。そうなのだ、夢男は除草剤を使った田んぼしか見たことなかったのだった。
そんなこんなでずっと雑草との戦いだった学校の田んぼ。しかし良かったこともいっぱいある。除草剤を使ったならば、する必要のなかった子供たちみんなと田んぼのヒエ抜き。通学途中、田んぼに草が生えていると教えてくれた子供の気持ち。そんないろんなことを含んだ稲刈り作業はは何とも言えない気分だった。例えるならば、預かっていた子が帰っていったような感じ。
田植と稲刈りしかしないなんて、お米作りじゃない、と子供たちに「農」を教えようとしたのだが、結果的に夢男が「農」を教えられた学校の田んぼだった。

*1:露地の分はたいした量ではないのだが、果形が崩れてきたので非常に時間がかかっていたのであった

*2:収入も減ってきたことを意味するのではあるが…

*3:本来は稲杭掛けしてハーベスター脱穀が標準的な作業なのだが、機械を所有してない(全くわが家には必要ないのではあるが)のと、わが家の稲刈りの日程の関係上から省略版の稲刈りとした