Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

気がつけば親父・・・

今日は一日雨。プロフィールにある溜め池(堤)の奉りの日。午前中、嫁さんと赤飯とお神酒を持って堤の弁天様に行く。日曜日なので晴れていれば久しぶりに子供たちと行きたかったのだが、あいにくの雨。山中だし、足下は悪いのでそれは見送り、嫁さんと二人だけ。これが洒落た山小屋にでも向かうのなら映画のワンシーンのようでもあるが、向かうのは祠のある堤の小島。とてもムードがあるとは言えない。今年は何だか歩きづらい。暖かかったから、草木が生い茂って山道にかかっていることに気付いた。気候の変化は山にも顕著にでるのだ。
キュウリハウスの通路の稲わら敷きがようやく終わる。通路定間隔に配った稲わらの束を「押切り」で裁断して通路に散らかす。「押切り」というのは、ちょうど包丁を逆さにしたような昔からのわら切りの道具だ。よくオフィスで使う紙の裁断機で、刃のついているほうが下になっていると想像してもらうとだいたいわかるはず。
その押切りを使ってわらを切るのだが、切る時あることを思いついて嫁さんに話す。
「押切り使ってワラ切ってっと、なんでだかモデルの『押切もえ』を思い出すなあ〜」
「それ、去年も言ってたけれど・・・」
「ほだっけ〜・・・(そうだ、言ってたかも・・・)」
「まったく、親父だな〜」
いつもはここで嫁さんの「おばさん度」を突っつくとこなのだが、今回のは自分でもショックでとてもとても・・・。