Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

転ばぬ先のバックアップ。でも、そんなはずでは・・・。

BUFFALO HD-W500IU2/R1が届いてから、ここ数日、Mac miniの環境整備。届いたHDをRAID1(ミラーリング)で起動ディスクにする作業から始まった。


まず、miniの内蔵HDのシステムが起動しなくなったのだから、外付けのHD(Maxtor)のシステムで起動、そこからHD-W500IU2/R1付属のRAIDユーティリティで設定しようとした、
が、BUFFALO HD-W500IU2/R1以外にFirewire、USBでHDが繋がっているとRAID設定できないことが判明。DVDから起動してOSのインストール時にRAID1の設定をディスクユーティリティで行う。これは簡単に設定できた。250MBのHDが2台内蔵だが、ミラーリングなので250MB一台分となる。容量的にはもったいないけど、まあ、間に合うでしょう。あとは順次、ソフトをインストールして、元に戻すだけ。


とりあえず、基本的ものをインストール後、バックアップしていたデータを元に戻す。そしてデータの確認。デジカメの画像データ、iTunesの曲データは問題ない。書類フォルダも問題なし。ただ、デスクトップに置いていたファイルがいくつか消失。バックアップし忘れだ。入力途中のキュウリの販売データと直売の請求書だ。これはたいして入力してなかったし、控えもあることなので、まあ、良しとしよう。Webブラウザのブックマークも消失。これも痛いが使ってなかったものもかなり入っているので、良しとする。


そしてメールソフトのEntourageのデータを戻すとき。が〜ん。元に戻らない。何回やってもだめ。バックアップソフトでトラブル直前にちゃんとバックアップされているのは確認してたのだが、それを戻せない。miniを買ってから2年近くのメールデータ全部がパー。おまけに同じくEntourageで管理していた本年度分の農業日誌とメモも(昨年度分は印刷していた)。当然、アドレスデータも。データが1ファイルということで不安がない訳でもなかったのだが、Winに比べてMacOS Xがこれまであまりにも安定していたものだから・・・。


Windows 2000で使っていたMS OutlookEntourageと同様、データは1ファイルになるのだが、こっちはファイルシステムがややこしいので、純正のプラグインツールを使って、自動で二日おきにアーカイブとしてバックアップしていた。それでデータの復元に問題はなかった。今回もそうしておけば間違いなかったのだ。バックアップソフトを過信したばかりにこんなことになってしまった。かなり、ショック・・・。

だが、よくよく考えると子供たちの成長を撮りためた画像データが別ハードディスクにあったために消失を逃れたのは不幸中の幸い。本当にラッキーとしか言いようがない。


今度のHDはミラーリングされているので、物理的なトラブルで内蔵のHDが1台だめになっても、簡単に復旧できる(はずだ)。でも、RAIDされたHD全体が故障したりしたら、意味がない。だから、別なHDやDVDへのバックアップはやはり絶対に必要だ。


思い出の「かたち」が、永久にこの世から無くなるところだった。本当に助かってよかった、よかった。これから、今まで以上に気をつけなくては・・・。


教訓「転んだ先のバックアップ」「電気ものは絶対に信じるな」「ずっと先まで残るのは紙のみ」